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巨人・原監督 阪神投手陣を「相変わらずなかなか打てていない」と苦言 ブリンソンは「救世主に」

2023年07月02日 18:23

野球

巨人・原監督 阪神投手陣を「相変わらずなかなか打てていない」と苦言 ブリンソンは「救世主に」
<巨・神>9回、ベンチで渋い表情の原監督(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―2阪神 ( 2023年7月2日    東京D )】 巨人は阪神との伝統の一戦で延長12回の末、2―2で引き分け。ちょうど折り返しとなった72試合目で今季初のドロー決着となった。
 来日初のスタメン1番に起用されたブリンソンが初球を叩き、自身初の初回先頭打者弾を放って先制。1―2と逆転された直後の4回には先頭の秋広が25試合ぶりとなる5号ソロを放ってすかさず追いついた。

 だが、ここから試合は膠(こう)着状態に。中川が9回、10回の2イニングを6人で打ち取るなど、リリーフ陣が9回以降無安打に抑え込んだが、打線はあと1本が出なかった。

 9回の2死二塁では代打・長野が投ゴロ。敗戦の可能性が消滅した12回は相手7番手左腕・岩崎から2四球をもらって1死一、二塁と再びサヨナラ機を築いたが、ウォーカー、中田翔の代打陣が連続三振に倒れた。

 試合後、原辰徳監督(64)との主なやりとりは以下の通り。

 ―――最後あと一歩。

 「そうですね」

 ――リリーフ陣が踏ん張った。

 「先発もね。あの回(4回)に関してはちょっと制球を(乱した)というのはありましたけど、よく投げたと思いますね」

 ――秋広も久々に一発。

 「非常に大きかったですね。(点を)越された後でね」

 ――1番に置いたブリンソンが初回先頭打者本塁打。

 「積極性が出ているし、いいですね」

 ――中川はイニングまたぎ。

 「球数も少なかったというのもあって2イニングいってもらいましたけどね。ナイスピッチングでしたね」

 ――打線全体に関しては。

 「やっぱりタイガースの投手陣を相変わらずなかなか打てていないというところですね。タイガース、カープ、このへんはしっかりともう少し一人一人が対応する、そういうものを見せないといけないですね」

 ――ブリンソンは来日初盗塁も。

 「やっぱりなかなか1番バッターというのがね。ウチのなかなか課題ではあるんで。(坂本)勇人が固まりつつあったというところのね。そういう意味では彼が何とか救世主になってくればそれはいいと思いますね」

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