阪神・ノイジー 9回トドメの一打で岡田監督ガッツ出た!出場12戦ぶり打点が大きい2点目 

2023年07月02日 05:15

野球

阪神・ノイジー 9回トドメの一打で岡田監督ガッツ出た!出場12戦ぶり打点が大きい2点目 
<巨・神> 9回2死三塁、ノイジーは適時二塁打を放つ(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神3ー0巨人 ( 2023年7月1日    東京D )】 阪神・ノイジーの一打が試合を決定づけた。1―0の9回2死三塁。巨人の3番手・菊地の失投を逃さなかった。
 「昨日、得点圏で打つことができなくて、今日はああいう状況で打点を挙げて、いい打球を打つことができて本当にうれしい」

 1ストライクからの2球目。真ん中高めに入った直球を振り抜いた打球が、左中間を破った。悠々と二塁ベースに到達。6月14日のオリックス戦以来、出場12試合ぶりの打点と長打が貴重な2点目となった。この瞬間、ベンチで珍しくガッツポーズした岡田監督は、試合後も「昨日、家族が来たやんか。こないだ(5月に)家族が来た時、3割(近く)打ってたやんか。なら今日打つやんか」と、うれしそうに話した。

 来日1年目の助っ人は6月29日の中日戦に初めて5番に入り、この日で3試合目。ここまで打率・364(11打数4安打)と復調を示すが、「特に打順は関係ない。5番でも自分の仕事をやるだけ」と淡々と話す。ただ、開幕から座り続けてきた3番の座は前川に譲ることが増えた。20歳の若武者が機能する打線について「チームメートとして、(前川の活躍は)うれしいですね。若い選手がプレーをして、チームを助けている」と目を細めつつ「いい勝負というか(ライバル)関係になっていると思う」と、刺激を受けている。

 指揮官が言うように、異国の地でプレーする助っ人にとって、再来日した家族の存在は何よりも大きい。「家族が全てですね。野球選手の前に父親として家族が全てです」。背番号7の完全復活なくして、アレは見えてこない。(石崎 祥平)

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