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第1回大会から皆勤出場の兵庫が快勝 変則右腕の2年生・竹中が8回3失点「3年生の思いも背負って」

2023年07月02日 19:15

野球

第1回大会から皆勤出場の兵庫が快勝 変則右腕の2年生・竹中が8回3失点「3年生の思いも背負って」
8回3失点と試合をつくった先発の竹中健之介(2年) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権兵庫大会1回戦   兵庫10―5香寺 ( 2023年7月2日    明石トーカロ )】 兵庫大会の試合が2日に始まり、兵庫が10得点の猛攻で2回戦へ駒を進めた。
 先発は、背番号4の横手投げ右腕・竹中健之介(2年)だった。1―0の初回に同点の右前適時打を許すも、我慢強く8回3失点にまとめた。

 「3年生の思いも背負って投げているので、情けない投球はできない。でも、気負いすぎずに、いつも通り投げられました」

 高校で壁にぶつかり、変則投手として道を極めることに決めた。「上から投げても打たれてしまう。制球に自信があったし、投手コーチと相談して決めました。投げていくうちに、腕が下がってきた」。直球とスライダーを軸に自慢の制球を生かし、5奪三振を数えた。

 兵庫は、第1回大会から皆勤出場中。「伝統校だし、甲子園に出たら注目してもらえると思う。頑張りたいです」と第1回大会で甲子園に出場した伝統校としての誇りを見せた。

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