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巨人メンデス 来日2勝目ならず 7回途中2失点 来日最多107球、8奪三振の力投も援護なし

2023年07月02日 16:13

野球

巨人メンデス 来日2勝目ならず 7回途中2失点 来日最多107球、8奪三振の力投も援護なし
<巨・神>7回途中に降板するメンデス (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年7月2日    東京D )】 巨人の新助っ人、ヨアンデル・メンデス投手(28=ベネズエラ)が阪神戦(東京D)で来日5度目の先発登板。7回途中4安打2失点と力投したが、打線の援護に恵まれず来日2勝目を逃した。
 ブリンソンの来日初となる初回先頭打者アーチで先制点をもらったが、4回に突如乱れて二塁打と2四球で1死満塁のピンチ。ミエセスを2球で追い込んだあと、3球目スライダーが押し出し死球となって追いつかれ、木浪に勝ち越しの適時打を許した。

 だが、直後のその裏、秋広が25試合ぶり一発となる5号ソロを放ってたちまち同点。その後、5回、6回と3者凡退に抑えたメンデスだったが、2―2のまま迎えた7回だった。先頭の梅野に四球を与えると、犠打のあとで糸原に右前打を許して1死一、三塁のピンチ。ここで投手交代を決断した原辰徳監督(64)は2番手として同じ左腕の高梨をマウンドへ送った。

 高梨が最初に打席へ迎えた近本への初球シュートが死球となって1死満塁。高梨が2死を取ったあと、3番手として登板した鈴木康がノイジーを空振り三振に仕留めて最大のピンチを無失点でしのいだ。

 右大腿二頭筋損傷で離脱していたメンデスは6月13日の西武戦(東京D)で戦列復帰し、6回4安打零封で待望の来日初勝利。同24日の広島戦(マツダ)では4回途中4安打3失点KOされ、2敗目を喫していた。

 メンデスの投球内容は6回1/3で打者27人に対して来日最多となる107球を投げ、4安打2失点。8三振を奪い、与えた四死球は5つ、直球の最速は152キロだった。

 ▼メンデス ブリンソンのホームランに勇気をもらい、今日は飛ばしていきました。4回は悔やまれますが何とか粘りの投球はできたと思います。欲を言えば、リードをたもってリリーフにバトンを渡したかったですが、最低限の仕事はできたと思います。

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