愛称「岩岩リレー」!? 阪神・岩貞&岩崎で盤石零封リレー 岡田監督も信頼「逃げ切れる形がある」

2023年07月02日 05:15

野球

愛称「岩岩リレー」!? 阪神・岩貞&岩崎で盤石零封リレー 岡田監督も信頼「逃げ切れる形がある」
<巨・神>8回、力投する岩貞(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神3ー0巨人 ( 2023年7月1日    東京D )】 阪神・岩崎が9回を危なげなく締めくくった。秋広を144キロ直球で見逃し三振。岡本和には9球目のチェンジアップで三飛、大城卓は初球を打たせて二ゴロで料理した。強力クリーンアップを封じ、6月16日ソフトバンク戦以来の11セーブ目を挙げた。
 「(感想は)特に。9回に点を取ってくれましたし。(伊藤将に)勝ちをつけられていなかったので良かった」

 直前の2点の援護に感謝した。8回は岩貞が3人斬り。ともに91年生まれのドラフト同期生がラスト2イニングを投げて勝利に導くのは、今季4度目だ。

 完封の可能性があった伊藤将を、7回99球で諦めた岡田監督の采配も吉と出た。1点差の8回に代打を送った狙いは「流れに逆らわないように。打順が回らなかったら、もう1イニング投げさせたかも分からんけど。勝ってるんだからね。あんまりいらんことをしたらダメやろ」と、勝負師ならではの決断だった。迷わず継投できたのは、「7回までリードしていれば、なんとか逃げ切れる形があるから」という岩貞、岩崎への信頼があるからこそ。おじいちゃんとして、観戦した小学3年と1年の孫2人に勝利をプレゼントした。

 2人の継投の愛称は、頭文字を取った「岩岩(ガンガン)リレー」か。その響きに勢いと頼もしさを感じさせるコンビが、湯浅不在の間、リードを守り切る。(倉世古 洋平)

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