Rソックス・吉田正尚 2試合連続マルチ&打点で連勝に貢献も、164キロ直撃死球で途中交代

2023年07月02日 07:36

野球

Rソックス・吉田正尚 2試合連続マルチ&打点で連勝に貢献も、164キロ直撃死球で途中交代
レッドソックス・吉田正尚(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   レッドソックス7ー6ブルージェイズ ( 2023年7月1日    トロント )】 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が1日(日本時間2日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦に「6番・DH」でスタメン出場。2試合連続29度目のマルチ安打を放ち、2試合連続の打点を記録してチームの連勝に貢献した。打率は・305に浮上した。
 この日の勝利で今季のブ軍戦は6戦6勝となったが、吉田は7回の第4打席で右すねに101・8マイル(約163・8キロ)直球を受け、途中交代を余儀なくされた。米メディアは「痛みがあるが、レントゲン結果は陰性だった。右下腿の打撲で途中交代した」と骨に異常はなかったと報道。アレックス・コーラ監督は「痛みがあったので、交代した。あす様子をみてみる。102マイルの球だったから、しばらくは痛むはずだ」と話したと伝えた。

 まずは“日本人対決”でキッチリと結果を出した。2回1死、菊池の投じたスライダーを確実に右前にはじき返し、2試合連続の安打を記録。菊池からは5月2日(同3日)の試合で右中間に5号ソロを叩き込んでおり、2試合続けての攻略となった。

 4-2の5回2死二塁からの第3打席では菊池の後を受けた2番手・リチャーズのチェンジアップを巧みなバットコントロールで拾い上げ、中前に落とす適時打を記録。貴重な追加点となる、2試合連続の打点となった。

 アクシデントは7回だ。1死一塁からピアソンの101・8マイル(約163・8キロ)直球を右すねに受け、苦悶の表情でグラウンドに倒れ込んだ。立ち上がり、一塁へと歩き、軽めのダッシュで状態を確認。その後も走者として出場を続けたが、9回の第5打席で代打が送られた。

 チームは5連敗の後の連勝で勝率5割に復帰。ワイルドカード圏内に向け、勝利を積み重ねていかなければならないだけに、ともにチーム3位の9本塁打、41打点を記録している「得点源」の無事を祈るばかりだ。

おすすめテーマ

2023年07月02日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム