落合博満氏がベンチで喜怒哀楽をほとんど出さなかった理由 「それを表に出したら選手に悪影響」

2023年07月04日 17:15

野球

落合博満氏がベンチで喜怒哀楽をほとんど出さなかった理由 「それを表に出したら選手に悪影響」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が4日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「オレ流質問箱」で野球の話から人生相談までNGなしで寄せられた質問に答えた。
 落合氏は中日監督時代に、ベンチで一切感情を表情に出さないことで有名で「監督時代、打者がホームランを打っても、試合に勝っても、表情に出さず悠然としていたことが強烈に記憶に残っています。どうしたら落合さんのような態度を身につけられますか?」との質問も寄せられた。

 落合氏は「どうやって感情を抑えるかって、それは自分の考え方1つですよ。オレはなぜ悠然としてたかというと、そのプレー、その1本のホームラン、1対0で勝った試合でホームランを打った選手にはワイワイ騒いで、10対1で負けた、その1点のホームランにワイワイ騒げるかっていえば、負けた試合も勝った試合も同じような野球の見方をしなきゃいけない。そりゃ心の中では喜んだり、悔しがったりはしてますけども、それを表に出したら選手に悪影響を与えるっていうことで感情を表に出さなかったっていうだけ」と説明した。

 「心の中では葛藤はめちゃくちゃありましたよ。まぁそれを表に出さないっていうその術を自分の中でできたっていうことなんだろうと思います」とした。

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