楽天・田中将 国内ワースト9失点で4回KO 歴史的大乱調…押し出し、満弾被弾、1試合3被弾

2023年07月04日 19:53

野球

楽天・田中将 国内ワースト9失点で4回KO 歴史的大乱調…押し出し、満弾被弾、1試合3被弾
<楽・オ>初回、頓宮(右)に満塁弾を浴びる田中将(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   楽天ーオリックス ( 2023年7月4日    東京D )】 楽天の田中将大投手(34)が4日、オリックス戦に先発し、4回9失点で降板となり、日米通算195勝目はお預けとなった。
 6月26日のソフトバンク戦では、7回5安打1失点の好投で相手強力打線を封じ、東京ドームでは10年ぶりの白星を挙げていた。前回登板と同じ地で、今季5勝目を目指し腕を振ったが、“歴史的大乱調”となった。

 初回に先頭から3連打を浴びて無死満塁とすると、4番・セデーニョに2011年9月10日の日本ハム戦以来の押し出し四球で早々に失点。続く5番・頓宮には10年5月9日の日本ハム戦以来となる満塁弾を浴びて、1死も取れず5失点で厳しい立ち上がりとなった。

 さらに2回には2死無走者から、4番・セデーニョに2球で簡単に追い込むも、3球目の甘く入ったスライダーをバックスクリーンに運ばれ6失点目。

 3回は無失点に抑え、味方打線が相手先発・山﨑福から2点を返した直後の4回、2アウトで迎えた3番・紅林のヒットを右翼手・小郷がまさかの後逸で三塁まで進塁を許した。続く4番・セデーニョに右前打を浴びて7失点目。

 そして続く頓宮には、この日2本目となる2ランを浴びた。1試合で3被弾するのは22年6月17日ソフトバンク戦で4被弾を浴びて以来、通算2度目の屈辱。

 田中将は4回84球を投げ、国内ワーストとなる9失点で無念の降板となった。

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