楽天・銀次が来季の戦力構想から外れる…岩手県出身の“みちのくV戦士”は現役続行希望

2023年10月13日 15:30

野球

楽天・銀次が来季の戦力構想から外れる…岩手県出身の“みちのくV戦士”は現役続行希望
楽天の銀次内野手 Photo By スポニチ
 楽天の銀次内野手(35)が来季の戦力構想から外れていることが13日、分かった。岩手県出身で東北のファンから絶大な人気を誇る功労者に対して、球団はフロント入りを打診するとみられる。現時点では現役続行を希望している「みちのくの安打製造機」の決断に注目が集まる。
 盛岡中央高から05年高校生ドラフト3巡目で楽天に入団。12年から1軍に定着すると、13年は131試合に出場して打率・317の活躍で球団初のリーグ優勝&日本一に貢献した。卓越した打撃技術で通算1239安打をマークしているが、近年は代打で起用が主だった。昨季の代打成績は18打数8安打(・444)、9打点と勝負強さを発揮していた。

 18年目の今季は開幕から2軍調整が続き、9月下旬に1軍に初昇格。9月25日の日本ハム戦(エスコン)で代打で放った決勝適時打が唯一の安打となった。現時点では現役続行を希望しており、退団となれば新たな活躍の場を模索することになる。

 ◇銀次(赤見内=あかみない・ぎんじ)1988年(昭63)2月24日生まれ、岩手県出身の35歳。盛岡中央から05年ドラフト3巡目で楽天に入団。通算成績は1240試合、打率・290、28本塁打、471打点、30盗塁。14、17年にベストナイン、17年にゴールデン・グラブ賞を受賞。1メートル74、78キロ。右投げ左打ち。

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