日本ハム新球場1年目 予想の営業利益は19年比242%増の26億円 チーム強化費に充てる方針

2023年10月13日 16:51

野球

日本ハム新球場1年目 予想の営業利益は19年比242%増の26億円 チーム強化費に充てる方針
エスコンフィールド北海道 Photo By スポニチ
 日本ハムの本拠地・エスコンフィールド北海道と周辺施設のFビレッジを運営するファイターズスポーツ&エンターテイメント(FSE)が13日、同球場の3月30日の開業から6カ月間の状況報告を行った。
 Fビレッジには、プレオープンした3月12日から9月30日の203日間で当初目標の300万人を突破する303万人が来場した。そのうち、28%が北海道外からの来場者で、行楽地としても選ばれた傾向にある。

 さらに、営業利益は19年の9・5億円から23年予想は242%アップの26億円を見込んでいる。札幌ドームに支払っていた使用料がなくなったほか、クラフトビールや日本ハム本社の看板商品「シャウエッセン」を使った商品を売り出すなど、多様な飲食店が売り上げをけん引したという。増益分は、新戦力の獲得などチーム強化費に充てられるほか、球場のハード面の新設、改修も積極的に行う方針だ。

 エスコン内での会見に登壇した前沢賢取締役事業統轄本部長は「今年の手応えは想像以上にあった。18年から26億円の営業利益はコミットメント(公約)でやっていたし、スタッフの力、お客様、パートナー様のおかげで達成できそうになっているので、そういう観点で言うと(今年の点数は)80点なのかなと思う」と語った。

 この秋や冬にもFビレッジ内でのイベントは予定されているものの、初年度のシーズンを終え、「チャレンジすることが我々の源泉だと思うので(来年も)2、3割は新しいことを展開したい」とエスコンの2年目を見据えた。

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