楽天・村林 ブレーク元年も慢心なし 来季こそフル出場&GG賞獲りも意欲

2023年10月21日 05:00

野球

楽天・村林 ブレーク元年も慢心なし 来季こそフル出場&GG賞獲りも意欲
楽天・村林 Photo By スポニチ
 8年目の今季、遊撃手としてチーム最多の73試合に先発出場した楽天の村林一輝内野手(26)が来季こそフル出場を目標に掲げた。「1年間試合に出続けて、勝利に貢献したい」。
 1年間だけで終わらないために、今季遊撃で8失策を犯し、同守備率・977に終わったことをまず課題に掲げた。「投手が一つアウトを取れると思った打球はアウトにしたい。ファインプレーはその次」と堅実さを強調すると「ミスはしたくない。失策ゼロを求めてやっていく。打撃に比べて確率が高いといけないところなので」と続けた。

 その上で24年はゴールデングラブ賞獲得に意欲を示した。

 「プロ野球選手である以上、獲りたいなという気持ちは強くあります。でもまずは1年間出ないと…。今年打てなかったから、そういう目標も出てないですし、試合に出て勝利に貢献して(GG賞が)見えてきたらいいなと思います」と目を輝かせた。

 今季は開幕こそ2軍で迎えたが、6月26日のソフトバンク戦に「8番・三塁」で先発すると2安打をマーク。7月2日のロッテ戦から31試合連続スタメン1番を守りつつ、正遊撃手のポジションを奪取し、最下位に低迷したチームの救世主となった。

 8月は一時、調子を落としたが「毎日試合があって、結果は左右できない。準備できるところは準備すると心がけた」と耐え抜いた。最終的には98試合出場で打率・256。打点は7年間通算6打点だった「守備の人」が32打点を稼ぎ「たくさん試合に出られたことが収穫」と謙虚に明かした。

 今オフも5年連続で。同じ守備位置のソフトバンク・今宮と福岡で自主トレを行う予定。チームも自身も、正念場の24年に立ち向かう。

おすすめテーマ

2023年10月21日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム