ロッテ朗希、投げずに終戦「シーズン後半あまり貢献できなかった」ベンチで待機「初めてだったので…」

2023年10月21日 21:25

野球

ロッテ朗希、投げずに終戦「シーズン後半あまり貢献できなかった」ベンチで待機「初めてだったので…」
<オ・ロ>吉井監督(右)とともにファンにあいさつへ向かう佐々木朗希(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【パCSファイナルステージ第4戦   ロッテ2―3オリックス ( 2023年10月21日    京セラD )】 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦は21日、京セラドームで行われ、ロッテはオリックスに2―3で敗れ、2010年以来の日本シリーズ進出はならなかった。
 ベンチ入りしたが、登板機会はなかった佐々木朗希投手(21)は「(ベンチ待機は)初めてだったので、いつも通り自分の準備をしながら待っていました」と語り、監督からどんな場面で行くかについては「(特に話は)なかった」と明かした。

 チームが粘り強い戦いを見せる中「出番は回ってくると思って、ちゃんと投げられる準備はしていました」。しかし、チームは1点届かず終戦。自身もファイナルステージで投げることなく、オリックスの歓喜の瞬間をベンチで見つめた。

 WBCから始まり、シーズン15試合に登板し7勝4敗、防御率1.78という成績で2023年を終えた21歳は「前半はいい形で投げられたんですけど、シーズン後半はあまり貢献できなかった」と振り返り、今回のポストシーズンでの経験を「短期決戦の難しさも楽しさも今回新たに経験できたので、次に同じような機会があったら結果を出せれば」と前を見据えた。

 敵地に駆け付けたファンへのあいさつを終え、吉井監督と話しながら引き揚げた怪物右腕。ケガとも闘い、ポストシーズンで悔しい思いもした。佐々木朗希の2024年のさらなる進化が、ロッテのリーグ制覇、そして日本一につながる。

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