阪神とオリックスが激突する「関西シリーズ」が実現 59年ぶり2度目 半世紀前は、あのレジェンドが…

2023年10月21日 21:16

野球

阪神とオリックスが激突する「関西シリーズ」が実現 59年ぶり2度目 半世紀前は、あのレジェンドが…
「関西シリーズ」となった59年前の阪神ー南海戦でMVPを獲得した南海・スタンカ Photo By スポニチ
 【パSファイナルシリーズ第4戦   オリックス3ー2ロッテ ( 2023年10月21日    京セラD )】 オリックスが21日、本拠地の京セラドームでロッテを下し、3年連続の日本シリーズ進出を決めた。20日には阪神が2014年以来となる出場権を手にしており、59年ぶりとなる「関西シリーズ」の実現となった。
 長いプロ野球史をひもといても、関西に本拠地を置くチームが日本シリーズで激突したのは1度しかない。阪神と南海が覇を競った1964年(昭39)だけだ。

 東京オリンピックの開幕を10月10日に控えた1日に甲子園でシリーズがスタート。南海がスタンカの3安打完封で先勝すると、第2戦は阪神の助っ人バッキーが完投勝利を収め、タイとして大阪球場に移動した。

 第3戦は阪神が1点差で逃げ切り、阪神・村山実と南海・杉浦忠が投げ合った第4戦は南海がサヨナラ決着で再び追いついた。

 阪神が王手をかけて迎えた第6戦の甲子園決戦。再びスタンカが2安打完封し3勝3敗とすると、最終戦もスタンカが先発マウンドに立ち、5安打完封で日本一にもたらした。MVPは当然、3完封のスタンカだった。

 両チームともに、シーズン、CSで圧倒的な強さを示してきた。投手陣の充実度も、野手の層も互角。白熱した戦いになるのは必至だ。

おすすめテーマ

2023年10月21日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム