メッツの優先課題は先発投手陣強化 24年は登板が叶わない大谷、編成本部長の考えは…

2023年11月09日 10:35

野球

メッツの優先課題は先発投手陣強化 24年は登板が叶わない大谷、編成本部長の考えは…
GM会議の会場でメディア対応するメッツのスターンズ編成本部長(撮影・杉浦大介通信員) Photo By スポニチ
 ストーブリーグの開始を告げるGM会議がアリゾナ州のスコッツデールで行われ、エンゼルスからFAになった大谷翔平選手の行き先は依然として大きな話題になっている。
 8日(日本時間9日)、現地時間3時からナ・リーグのGMたちがメディア対応。大谷争奪戦の候補の1つと見られるメッツのスターンズ編成本部長は、大谷に関しては「特定の選手に関して今は話さない」と追求を避けた。

 ただ、一般論として二刀流選手を抱えることによるチーム作りの難しさについて質問されると、「ロースター構成が難しくなるとは思わない」と返答。「1人で2人分なのだから、二刀流選手がいればロースター構成はより容易になる。エンゼルスはどうやって起用すればいいのかの上手な例を示してくれた」と説明した。

 今オフのメッツにとって、最優先課題は先発投手陣の強化。2024年は登板が叶わない大谷は最善のフィットとはいえず、ポスティングでのメジャー入りが予想される山本由伸投手の方がプライオリティーかもしれない。ただ、大富豪のコーエン・オーナーの資金力は侮れず、大谷争奪戦でも最後まで見限れるべきではあるまい。(スコッツデール・杉浦大介通信員)

おすすめテーマ

2023年11月09日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム