阪神・岩崎 連覇への3箇条「シーズン皆勤」「競争激化」「新外国人ゲラのサポート役」

2023年12月05日 05:15

野球

阪神・岩崎 連覇への3箇条「シーズン皆勤」「競争激化」「新外国人ゲラのサポート役」
園児と、ふれ合う阪神・岩崎(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 阪神・岩崎優投手(32)が4日、地元の静岡市清水区の「辻こども園」を訪れ、玩具の贈呈式に出席した。レギュラーシーズンの登板数に応じた120万円(60試合登板×2万円)相当の「ソフトドッジボール」を静岡市と西宮市の児童福祉施設などに寄贈。21年から始めた活動で、阪神のカラフルな法被を着用した16人の年長園児から手製の金メダルを贈られ、終始穏やかな笑顔を浮かべて交流を楽しんだ。
 「阪神や野球のことを知っている子も思ったより多くいて、うれしい。一つのモチベーションになっている。来年以降も頑張る」

 抑えという立場上、投げれば投げるだけ虎の勝利は近づき、子供たちへの寄贈数も増える。だからこそ掲げた「3箇条」の1つ目は今季に続く「シーズン皆勤」だ。

 「一番は離脱なく投げる。そうしたら数字もある程度ついてくるし(ベンチに)計算もされていると思う」

 意識の高い後輩の存在も力になる。契約更改の場で島本、桐敷、及川らがこぞって今季を大きく上回る登板数を翌年の照準に定めた。2つ目の「競争激化」も大歓迎だ。

 「みんなで競争していけばレベルは上がる。まだまだ伸びてくる選手もいるので、負けないように頑張る」

 救援陣では岩貞と並ぶ最年長。3つ目として新外国人ゲラ(前レイズ)のサポート役も買って出た。「通訳にも“頼むね”と言われたので、なじみやすい雰囲気をつくっていきたい」。グラウンド内外で虎投を引っ張る背番号13。球団初の連覇を目指し、「日本一のブルペンリーダー」としての自覚をさらに強くした。 (八木 勇磨)

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