明大・宗山の天性の才能物語る木製バット…芯の部分だけ剥がれた塗装 小学校時代から自主練で使用

2023年12月28日 05:00

野球

明大・宗山の天性の才能物語る木製バット…芯の部分だけ剥がれた塗装 小学校時代から自主練で使用
宗山が自主練習で使用していた木製バットを持つ父・伸吉さん(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 明大・宗山は広島県三次市出身で猿や鹿も棲む大自然で育った。同じ広陵OBで父の伸吉さん(49)の影響で小1から野球を始め、夏の練習後は自宅前の川にダイブして天然の“アイシング”。自宅にある屋根付きの打撃ケージで父と中学卒業まで一日も欠かさず練習した努力家でもある。
 明大に入学した1年春のリーグ戦。わずか4打席目で右越えに初本塁打。高校で使用していた金属バットから木製への対応が最初の壁となるが全く苦にしなかった。なぜか。父の「金属バットではうまくなれない」の考えで、小、中学校の自主練習では木製バットを使用していたからだ。当時使用したオレンジ色のバットは芯の部分だけ塗装が剥がれている。「天才・宗山」の原点、ここにありだ。(アマチュア野球担当キャップ・柳内 遼平)

おすすめテーマ

2023年12月28日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム