山本由伸 大谷翔平が他チームでも「僕はドジャースを選んでいたかな」も「決断の1つの理由」と説明

2023年12月28日 08:21

野球

山本由伸 大谷翔平が他チームでも「僕はドジャースを選んでいたかな」も「決断の1つの理由」と説明
ユニホームに袖を通した山本。「背番号18」が輝く(AP) Photo By AP
 オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指し、ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約462億円)で契約した山本由伸投手(25)が27日(日本時間28日)、本拠地・ロサンゼルスのドジャースタジアムで入団会見を行い、来季から同僚となる大谷翔平投手(29)に言及した。
 質疑応答でドジャース入りについて、大谷の存在がどれくらい影響したか問われると、山本は「大谷さんがもし仮に他のチームを選んだとしても、もしかしたら僕はドジャースを選んでいたかなと思います」とした。

 その上で「大谷さんは日本人選手だけでなくメジャーリーグでもトップの選手。大谷さんがドジャースを選んだというのは決断の1つの理由とはなりました」と語った。

 また、ド軍との面談の場に同席した大谷には「悔いのない決断をしてね。分からないことがあったら、何でも聞いてね」と声をかけられたと説明した。

 会見の席では「19歳の時もここ(ドジャー・スタジアム)でプレーオフを観戦して、前田健太さんが登板してるのも見ました。その時からメジャーへの思いは強くなったと思います」と告白。ただ、「ドジャースファンだったわけでない。好きな球団ですけど、ドジャースファンだから決断したのではないですね」と笑って“ファン説”を否定した。

 山本をめぐってはヤンキースやメッツなども獲得に乗り出すなど、広い北米大陸の東西で激烈な争奪戦が繰り広げられたが、右腕が選んだのは西の名門ドジャース、そして大谷との「共闘」。今月21日(同22日)に複数の米メディアがドジャースと超大型契約で合意に至ったと報道した。

 山本のド軍入りに大きな力を発揮したのが大谷だ。ぜいたく税対策のため、自身の10年総額7億ドル(約1015億円)という巨額契約の大半を後払いにし、予算枠を確保。球団に「ぜひ山本を獲得してほしい」と進言し、12日(同13日)に行われた山本とド軍側の面談にも同席した、交渉後には会食の場を持ち、23日(同24日)には自身のインスタグラムで“同僚”となった山本と食事をする様子を投稿し、歓迎していた。

おすすめテーマ

2023年12月28日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム