山本由伸の代理人が交渉の裏側語る ド軍オファーなければ「大阪によく似た美しい街」の球団選んだ可能性

2023年12月28日 14:55

野球

山本由伸の代理人が交渉の裏側語る ド軍オファーなければ「大阪によく似た美しい街」の球団選んだ可能性
会見で山本由伸(中)、ゴームズGM(右)とともに笑顔をみせるロバーツ監督(AP) Photo By AP
 オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指し、ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約465億円)で契約した山本由伸投手(25)が27日(日本時間28日)、本拠地・ロサンゼルスのドジャースタジアムで入団会見を行った。会見後、代理人のジョエル・ウルフ氏が交渉の裏側を明かした。
 ウルフ氏は「各チームとの交渉の過程で選手たち、コーチ、オーナーが彼がどれだけ特別な人間かを分かってくれた。契約が巨大になったのはそれが理由だ。日本でも素晴らしかったが、彼はメジャーでよりいい投手になれるだろう」と大型契約の背景を語った。

 そして「メッツ、ヤンキース、ジャイアンツ、フィリーズ、レッドソックスが彼に好印象を残した」と明かし「だから選択は難しく、これが正しい判断だと願っている」と願望も込めて語り「最終的にオファーはほぼ同じだった」と告白。「みんな彼が特別だと信じていた。由伸が史上最高の契約を受け取る投手になったのは日本球界にとって名誉なことだ」と語った。

 さらに「(ジャイアンツの本拠地である)サンフランシスコにも行き、彼はとても楽しんだ。サンフランシスコは大阪によく似た美しい街だと思った。ジャイアンツはリクルート(勧誘)にいい仕事をした」とし「ドジャースが勧誘していなければ、サンフランシスコだったかもしれない」とジャイアンツ入団の可能性もあったと明かした。

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