ソフトB・有原「最多勝スタイル」で来季臨む「今年は三振の数が少なかったので、もう少し取れたら」

2023年12月28日 05:25

野球

ソフトB・有原「最多勝スタイル」で来季臨む「今年は三振の数が少なかったので、もう少し取れたら」
ペイペイドームを訪れた有原(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 ソフトバンク・有原が「最多勝スタイル」で移籍2年目のシーズンに臨む。日本ハムに在籍していた19年に15勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得し、三振はリーグ2位の161を奪った。今季は74奪三振にとどまった右腕は「今年は三振の数が少なかったので、もう少し取れたら」と話した。
 19年の161三振は投球回数の164回1/3とほぼ同等で奪三振率8・82のハイアベレージだった。今季は120回2/3を投げて74三振で同5・52。「もちろんゴロを打たせるスタイルは変えないけど、狙ったところでもう少し取れたら」。三振は味方の失策、イレギュラー安打といった不確定要素を排除できるのがメリット。「やっぱりバットに当たると何かが起きるんで」。ここぞの場面ではギアを上げ三振を奪いにいく。

 打者を圧倒するために今オフは直球の強化を意識している。「スピードの平均をもう少し上げれば相手の対応が変わるはず。今年が147キロぐらいで149キロぐらいまで持っていけば全然変わると思う」。平均球速150キロも視野に入れて出力アップを目指す。
 来季の開幕投手の最有力候補は「もう少しレベルアップできると思っている」とさらなる進化を目指す。(森 寛一)

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