ソフトB・小久保監督 キャンプ改革でチームをまとめ上げる

2024年01月15日 06:00

野球

ソフトB・小久保監督 キャンプ改革でチームをまとめ上げる
地元・和歌山での激励会に出席したソフトバンク・小久保監督 Photo By スポニチ
 ソフトバンクの小久保裕紀監督(52)が14日、和歌山市で地元後援会が主催する激励会に出席した。岸本周平和歌山県知事、尾花正啓和歌山市長、ヤクルト、阪神のヘッドコーチなどを務めた星林高の先輩・松井優典氏ら集まった約300人の前で「次は勝って皆さんにお会いできるように今年一年、精いっぱい頑張ります」と恩返しを誓った。
 4年ぶりのリーグ優勝を目指し、今春の宮崎キャンプでは“小久保流”の改革に乗り出す。まずはファンを大切にした練習メニューの作成。「ファンが暖かい12時ぐらいに食事している間、30~40分も誰もグラウンドにいないのはなくす。全員でランチしないようにして」と話した。

 午前中の有効活用も考えている。ウオーミングアップが始まるまでの「(アーリーワークに充てるなど)朝の時間を自由に使って下さいっていうのやろうかな」。さらには裏方にも目配りする。「トレーナーが夕食後に仕事するのはなしに。全部球場で終わらせるのが目標。トレーナーの働き方改革やね」。独自色を出してチームをまとめ上げる。(森 寛一)

 《甲斐野にエール》小久保監督がFA加入した山川の人的補償として西武に移籍した甲斐野にエールを送った。「敵ですけど一野球人としては応援していますよ。勝ちゲームで出てくると思うので、試合が始まったら全力で点を取りにいく」と話した。自身も現役時代に巨人への無償トレードを経験している。「基本、人生は必然、必要、ベストなタイミングで事は起こる」と新天地の活躍を願いつつ語った。

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