大谷、由伸と同僚になったドジャース加入の左腕パクストン 故障の多さ不安も、空振り率27・5%に着目

2024年01月24日 08:56

野球

大谷、由伸と同僚になったドジャース加入の左腕パクストン 故障の多さ不安も、空振り率27・5%に着目
ジェームズ・パクストン(AP) Photo By AP
 ドジャースが先発左腕ジェームス・パクストン(35)と1年契約で合意した。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が報じた。年俸は1100万ドル(約16・3億円)で、開幕時にロースターに入っていればプラス100万ドル(約1・48億円)、働きに応じたインセンティブボーナスも100万ドル付く。19年のヤンキース時代に29試合に先発して15勝6敗、防御率3・82の成績。ドジャースは山本由伸、タイラー・グラスノーに続き、再び最上級の先発投手を手に入れている。
 心配はケガが絶えない投手であること。11年のキャリアで12度も負傷者リストに入り、通算では156試合に先発、850・2イニングを投げ、64勝38敗、防御率3・69。21年4月には左ひじ側副靱帯再建術(通称トミージョン手術)を受けている。20年から22年は6試合に先発して1勝1敗だった。

 23年はレッドソックスで19試合に先発し、7勝5敗、防御率4・50と復活。それでも春のオープン戦では太もも裏を痛め4月は投げられなかったし、9月10日に右ひざの炎症で負傷者リストに入りシーズンを終えた。

 それでもドジャースが獲得したのは能力の高さだ。23年は空振り率が27・5%で、三振奪取率も24・6%と高い。動きの大きい4シームには威力があり、カーブ、カッターを組み合わせる。5月31日から7月8日は7試合に登板、42イニングで45三振を奪い、防御率1・93だった。

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