大腸がん完治 阪神・原口が決意新た「家族と過ごせる。今年も全力でプレーします!」

2024年01月24日 05:15

野球

大腸がん完治 阪神・原口が決意新た「家族と過ごせる。今年も全力でプレーします!」
阪神・原口 Photo By スポニチ
 阪神・原口文仁内野手(31)が23日、公式X(旧ツイッター)を更新し、18年末に罹患(りかん)した「ステージ3b」の大腸がん手術から約5年がたち、「完治」したことを発表した。
 「今朝、最後の診察を終え、2019年1月に手術を受けた大腸がんが「完治」を迎えたと告げられました。皆様からの温かいご声援と、関係者の方々の支えのおかげで歩むことができた5年間です。本当にありがとうございました」(原文のまま)

 26歳だった19年1月24日に大腸がんを公表し、同31日に手術が終了したことを報告。術後は錠剤タイプの抗がん剤を摂取しながら、体力の早期回復を目指して過酷なリハビリに励んだ。副作用との闘いを乗り越え、同年6月4日のロッテ戦で1軍に復帰。234日ぶりの出場で代打として左越え適時二塁打を放った姿は人々に大きな勇気を与えた。同年はオールスターにも出場して本塁打を記録。43試合に出場し、セ・リーグ特別賞を受賞した。

 20年以降も代打を主とし、昨季は54試合で打率・192ながら、精神的支柱として38年ぶり日本一に貢献。不屈のバットマンは連覇を目指す猛虎に欠かせない存在で、「家族と過ごせる、野球ができる毎日に感謝をしながら、今年も全力でプレーします!」と決意を新たにした。 (山本 浩之)

おすすめテーマ

2024年01月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム