【阪神・岡田監督語録】今年の四球査定は?「査定なんか関係ないやんか。優勝したら給料上がったんやから」

2024年01月25日 05:15

野球

【阪神・岡田監督語録】今年の四球査定は?「査定なんか関係ないやんか。優勝したら給料上がったんやから」
<阪神・岡田監督講演会> 笑顔で話をする岡田監督 (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 阪神の岡田監督が24日、大阪市内で講演をし、終了後に取材対応をした。
 ―講演会の中で打順のシャッフルをしないと発言していた。
 「そんなん、変えられへんやろ。機能してなかったらな、変えなアカンと思うけど。それは、キャンプでどういうメンバーになるかわからんから、まだ、今は本当は言える話じゃないんだけど。キャンプで、すごいやつが出てきて、ポジションを取るかもわからんし。それは今の段階では言われへんけどな」

 ―逆に変えないことへの危機感は?
 「いやいやだから、変えないっていうか、そこのポジションにはライバル的なやつがおるからな。そっちがパっと伸びてきたら、(変えないと)しょうがないやろ。それは」

 ―去年のメンバーがベースになると思うが、確固たるポジションをつかんだ選手は少ないか。
 「そうやなあ。特に外野は、わからんよ。はっきり言うて。(日本シリーズ7戦目は)宮城が(先発で)来るのをわかっているから。(左腕の田嶋が先発した)5戦目でもノイジーを5番にしたけどな。それも短期決戦やからできることであって、長いシーズンになってくるとちょっと違ってくるよな」

 ―キャンプでは近本の隣を誰が守るかが楽しみな一面がある。
 「楽しみっていうか、そら候補がちゃんとわかっているからのう。はっきり言うて。とてつもないのは、出てけえへんわ。ある程度(の力がある選手を)、1軍キャンプに呼んでいるわけやから。それは誰が出てくる、出てこないじゃなしに、やっぱり、(2月)1日から一緒に練習して、練習試合とかオープン戦で、そういう選手をどんどん使っていくつもりやから、そこでどういう結果が出るかやわな。結局は」

 ―森下も争う立ち場。
 「去年、インパクトはものすごくあったけど、レギュラーポジションを取ったという成績でもないしな。はっきり言うて」

 ―ノイジーは去年と立ち場が違う。
 「そら、全然違う違う違う。バット寝かせてくるか、立たせてくるか」

 ―前川、井上も宜野座。彼らも外野争いに加わる。
 「いやいや、そらこの1年でどれだけ変わってるかやな。1年やって、シーズンオフに自分に足りないところを新たにやって。そらみんな1軍にいたいよ、はっきり言うて。いたいし、あわよくばポジションまでという選手は多いから、そこで、今までと違う何かを見せてくれるかやろな、結局は」

 ―内野について。一塁、二塁は固そうだが?
 「あのへんはもう代わりはほとんどおらんけどな。三遊間はわからへんよ。木浪でもな。小幡が今度、守りもそうやけど、打つ方も伸びているというかな。それはもうキャンプで見る話やからな。結局は」

 ―去年は2人で競い合った結果。
 「そうそうそうそう。まあでも、木浪が最初がスムーズにいってしまったからな。まあその辺はキャンプでやっていったらだいたいな、今年1年の戦力というかな、キャッチャーにしろ、このポジションは2人で全試合いかなあかんようなるとかな、そういうのは見えてくるよ。だから、去年はみんな無我夢中でやった1年やんか、木浪も、俺はそう思うよ、はっきり言うて」

 ―レギュラーを守るのも大変な1年。
 「木浪なんかは、去年は復帰ていうかな、また戻って来られたという感じやんか。だから、(昨春キャンプ前に)お前、どこに行ってたんやって言うたんや。1年目はちゃんとショートを守ってたわけやから、それでどっか行ってて、また復活したようなもんやから。そら、何年もポジションを守るためには、今年は大事かも分からんもんな」

 ―三塁を守る佐藤輝に求めるものは?
 「そうやなあ、守備もやで」

 ―佐藤輝は区別する選手か。
 「能力というか、持っている力からすれば、もうちょっとええ成績は残せると思うからな、あの数字やったら他のもんでも残せるで、はっきり言うて。率とかな。まあホームランに関してはな、他のもんよりは打てるけどな」

 ―30本、40本を求めてる。
 「いやいや、もう打つ方はええわ。守れって言うわ(笑)。いやまずしっかり守ることやで」

 ―秋は若い選手がサードを守った。春は? 「いやいや、もうサードでも渡辺ぐらいやろ。野口はちょっとサード無理やで、見た感じではな(笑)。野口はサードは無理やと思うわ。あの最初のノックを見とったけど。一回もやったことないとか言うとったからな」

 ―小野寺は?。
 「小野寺は(三塁を)やらすよ」

 ―佐藤輝はキャンプで特守は。
 「一番せなあかんやろな。いやだから、そないして特守をやってたら、下半身がもっとどっしりなってくるんよ。打つことだけばっかり考えてるからあかん。よっさん(吉田義男さん)がいつも“ノック受け、ノック受け”って言ってたやん。だから、守ることと打つ方を分けて考えるからあかんねん、結局は。でもな内野手いうのは、守りから入った方(レギュラー獲得)がほとんどやで。何人かおるわな、打つ方から入ったんな。それで守備もうまなったいうのは何人かおるけどな。ショートに多いよな、そういうのはな」

 ―今年は佐藤輝をみるまなざしは去年は厳しくなるか。
 「そんなん普通よ、別に。厳しく見る必要ないし、普通に見るだけよ。ある程度、数字を残さんとこれはなあ。クリーンアップを打って、レギュラーで全試合行くんやったら、そら、ある程度注文は多くなると思うよ、それはやっぱり」

 ―キャンプの第1、第2クール2あたりは、投内だったり守備練習を多めにするのか。
 「まあ、そうやろうな。俺、(練習メニュー)全然そんなん知らん。オレ決めてへんそんなの(笑い)。練習内容は知らんけど、決めてないけど。まあでも、別にそんなん変わったことないやろ。それほどメンバーも変わってないからな。去年は、ポジションが変わったから連携とか、いろんな意味でそっちのう方が重要やったけど、ある程度、ポジション的な固定感があるから、まあどっちか言うたら、外野でな、打つ方をアピールして割って入ったろか、という選手のほうが多いんちゃうか」

 ―フォアボール査定の話もあったが、今年新しい査定を球団に要望することは?
 「いやいやいや、ないない。そんなん、ないわ。もうしかし、そんなフォアボール簡単にくれへんやろ(笑い)。だから、そんなもん、打てって」

 ―四球が取れないことを想定している。
 「だから、結局はストライクを取りに来るいうことやからね。結局は。そのへんは今度また逆手とってもええし」

 ―四球アップの他の査定アップある?
 「いや、そんなんもうないよ。査定なんか、関係ないやんか。優勝したらこんなに給料上がったんやからな。あんなん、査定関係ないやんか。別に付けんで良かったやんなあ。だって、(前年より)成績3部門で上のやつが誰一人おれへんのに。でも、あんなに給料上がるんやから。そんなん査定なんか関係あれへん。勝つことだけでええやないか。そんなもん。そういうことや」

 ―自分の給料の上げ方を分かった。
 「そうよ。分かったんよ。今までは経験がないからな。でも、自分の成績で、ヒットを何本打とういうことを考えとったけど、そんなことよりも、チームが勝つことでこんなに給料上がるようになっとうわけやんか。分かりやすいよな」

 ―結果的にチームが強くなる。
 「そう。そういうことやん。団体競技やからな。自分の打順もみんないろいろやし、ポジションもいろいろなわけやからな。ピッチャーもおるし、総合力でな、結局勝つということやから」

 ―下村の新しい情報。
 「おう。でも、明日から大丈夫。今日、休みなんやろ?1日休んだから明日は大丈夫でしょうと言ってたけどな」

 ―開幕投手は分からない
「そんなもん全然あれやわ。まあ、東京ドームいうのが俺もびっくりやからなあ、はっきり言って」

 ―コントロールがいい選手?
「開幕(投手)したら最多勝取られへんって」

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