DeNA異例1月ライブBP ドラ1度会が超速実戦形式で驚速適応2安打 A班キャンプでもアピール誓う

2024年01月25日 05:30

野球

DeNA異例1月ライブBP ドラ1度会が超速実戦形式で驚速適応2安打 A班キャンプでもアピール誓う
打撃練習前にティー打撃に取り組むDeNA・度会 Photo By スポニチ
 これがDeNA流ルーキーズへのエールだ!ドラフト1位・度会(ENEOS)ら新人3選手が、1月では極めて異例の実戦形式で投手と対戦する「ライブBP」に臨んだ。
 度会は目を丸くした。「平田さんエグいっす。1月に対戦するなんて…。球がうなっていた」。2軍練習施設「DOCK」に異例の光景が広がった。マウンドに昨季DeNAを戦力外となり、海外で現役続行を希望する平田真吾アナリストが立った。投球練習から140キロ近い直球に加え鋭い変化球を披露。新人は震え上がった。

 平田氏と対戦したのは春季キャンプでA班(1軍)入りした度会、同4位・石上(東洋大)、同6位・井上(四国・徳島)の3選手。度会は右前打を放ち2打数1安打ながら、プロ級の投球を初体験しファウルを連発した。さらに21年まで現役だった斎藤俊介2軍サブマネジャーとも対戦。2人を相手に計4打数2安打と快音を響かせ「初の実戦形式で凄くいい経験ができた」と声を弾ませた。

 練習メニューを作る桑原義行ハイパフォーマンス部部長が異例の取り組みについて明かした。「キャンプで対戦する投手の投球に“速えっ”と思ってもらいたくない。平田君を使いチャレンジしたかった。他球団でもこの時期のライブBPはないでしょう」と「早すぎる」ライブBPを初めて実施した。

 球団スタッフの親心を背に受け、A班キャンプに臨む度会は言った。「一流選手が多い中で、負けないようにしたい。(2月10日の)紅白戦でもアピールしたい」。その姿を平田氏も頼もしく見つめていた。(大木 穂高)

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