日本ハム・田中正 160キロ宣言「まだまだ伸びしろ感じる」開幕守護神&完走目指す

2024年01月25日 06:00

野球

日本ハム・田中正 160キロ宣言「まだまだ伸びしろ感じる」開幕守護神&完走目指す
ブルペンで力強い直球を投げ込む田中正(撮影・清藤 駿太) Photo By スポニチ
 日本ハム1軍キャンプ地の沖縄県名護市での先乗り自主トレが始まり、田中正がブルペンで43球の投球練習を行った。「(直球の手応えは)悪くない。でも、まだまだ伸びしろを感じる。突き詰めていければ」とさらなる向上を見据えた。
 ソフトバンクから移籍1年目の昨季は4月下旬に抑えに定着し、自己最多の47試合に登板して25セーブ。自己最速を更新する157キロを計測し、大台も見えてきた。「平均球速も上げたいが、その中で“160”という数字もいつか出せるようにしたい」と掲げた。

 大台への秘策が、4種類のボールだ。4オンス(約113グラム)の硬球に加えてともに5オンス(約141グラム)のNPB球とMLB球、6オンス(約170グラム)と4種類のボールを購入。この日も4種類のボールで投球練習した。重いボールを投げることで肩の可動域が広がる。軽いボールは、より速い腕の振りを体に染みこませられる。その日の体調に合わせた体の使い方の感覚も磨けて「もっとこうすれば良くなる。と、ずっと感じながらやっている」と進化を図ってきた。

 目指すのは開幕守護神と、その座を1年間守り抜くこと。「順調だが、油断は禁物。体に注意しながらやっていきたい」。同学年の大谷翔平、藤浪晋太郎に続く160キロの先に、絶対的守護神の座をにらんだ。(清藤 駿太)

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