選抜高校野球 26日に出場校決定 被災の日本航空石川選出なるか、関東・東京6枠目は…どうなる32校

2024年01月25日 16:10

野球

選抜高校野球 26日に出場校決定 被災の日本航空石川選出なるか、関東・東京6枠目は…どうなる32校
昨年行われた選考委員会の様子 Photo By スポニチ
 第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場校を決める選考委員会はあす26日、大阪市内で開かれ、32校が決まる。今大会は1924年の初開催から、創設100周年の節目となる。
 今大会から出場枠が04年以来20年ぶりに変更。全体枠は32のまま、東北、東海を1枠増の3校とし、21世紀枠を1枠減の2校とした。また、中国、四国で2校ずつを選んだ上で中四国に割り振られていた1枠をなくした。
 
 各地区の出場校数は、北海道1、東北3、関東・東京6、北信越3(神宮大会枠1を含む)、東海3、近畿6、中国と四国はともに2、九州4。関東・東京は関東4校と東京1校を選んだ後、両地区を比較して残り1校を決定する。

 1枠増となった東北は、昨秋東北大会で優勝した青森山田、同準優勝の八戸学院光星が当確。同大会で4強入りした一関学院(岩手)、学法石川(福島)が3枠目を争う。

 また同じく1枠増の東海は、昨秋東海大会を制した豊川、準優勝の愛工大名電(ともに愛知)は当確。3枠目を宇治山田商(三重)、藤枝明誠(静岡)が争う展開だ。

 関東・東京は昨秋関東大会優勝の作新学院(栃木)、同準優勝の山梨学院、高崎健康福祉大高崎(群馬)、常総学院(茨城)に加え、同東京都大会を制した関東第一が当確。関東5位校、東京2位校を比較して決める「6枠目」は、桐光学園(神奈川)、中央学院(千葉)と東京準優勝・創価の比較となる見通し。

 昨秋、星稜が明治神宮大会を制したことで3枠となった北信越。昨秋北信越大会優勝の星稜と準優勝の敦賀気比は当確。神宮大会枠を北陸(福井)と日本航空石川で争う。日本航空石川は元日の能登半島地震で大きな被害を受け、山梨の系列校に避難して活動している。

 21世紀枠は、全国9地区の候補から、東西に関係なく選出。候補校は【北海道地区】別海、【東北地区】仙台一(宮城)、【関東・東京地区】水戸一(茨城)、【東海地区】帝京大可児(岐阜)、【北信越地区】富山北部、【近畿地区】田辺(和歌山)、【中国地区】岡山城東、【四国地区】大洲(愛媛)、【九州地区】鶴丸(鹿児島)。

 組み合わせ抽選会は、3月8日に行われる。

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