オリックス・太田 あの「劇砲」思い出す初回先頭打者初球弾 しかし、その裏に…「ちょっと薄れましたね」

2024年03月16日 05:45

野球

オリックス・太田 あの「劇砲」思い出す初回先頭打者初球弾 しかし、その裏に…「ちょっと薄れましたね」
<ロ・オ>初回、先頭打者本塁打を放ったオリックス・太田(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【オープン戦   オリックス7ー6ロッテ ( 2024年3月15日    ZOZO )】 オリックス・太田が「プレーボール男」の本領を発揮した。「1番・二塁」で先発し、初回先頭の第1打席。球審・村山のコールからわずか6秒後に、ロッテ・小島の初球真っすぐを左翼スタンド中段まで運んだ。
 「しっかりタイミングを取って“打てる”と思ったらいこうと。積極的に、チームを勢いづけられる打撃ができればと思ってやっています」

 鮮やかすぎる先制弾は、初めてじゃない。22年10月30日のヤクルトとの敵地での日本シリーズ第7戦。プレーボール直後に、サイスニードの初球をバックスクリーンに放り込んだ。「初回初球先頭打者弾」はシリーズ史上初だった。当時の再現に「いや、もうそこは特に」とはにかんだ。

 ただ、余韻に浸る時間は少なかった。その裏にロッテ・岡も初球を左越え先頭打者弾。両軍の初回先頭打者アーチは公式戦では過去15度で、ともに初球は一度もない。激レアな展開に「ちょっと(印象が)薄れましたね」と苦笑いだった。

 パンチ力が魅力の大型二塁手も、今季で6年目。左手首を手術した昨季は18試合の出場に終わった。定位置奪取に向け、第2打席でも中前打し、2打数2安打1打点の猛アピール。ライバルのゴンザレスも2安打して競争は激しいが、持ち前の積極打法でリードオフマンの座を狙う。 (山添 晴治)

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