ロッテ・種市が4回2安打無失点 初見参の本拠で「シン種市」披露

2024年03月16日 17:48

野球

ロッテ・種市が4回2安打無失点 初見参の本拠で「シン種市」披露
<ロ・オ>変化球を効果的に織り交ぜ4回を被安打2、無失点の種市(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【オープン戦   ロッテ3―0オリックス ( 2024年3月16日    ZOZOマリン )】 ロッテ・種市篤暉投手(25)が今季初見参のZOZOマリンでも成長ぶりを見せつけた。今季3試合目の実戦で最長の4回を2安打無失点。「試したいことを全部試せたし、良かったと思います」。リーグ3連覇中のオリックス打線を牛耳った「シン種市」を分析した。
 【ナックルカーブ】 球種を増やすため今季から取り組み始めた120キロ台の新球。150キロ台の直球にフォーク、スライダーとは別に打者の目線を狂わせカウント球にも勝負球にもなる。4回1死から紅林を見逃し三振に斬るなど、この日は45球中4球を投じた。「1番練習したかったボールなので(捕手のサインにも)首を振って。オープン戦しか試せる機会はないけど、ツーストクからでも使えるようにしたい」

 【省エネ投球】 昨季は自身初の2桁白星も1イニング平均の球数は初回がワーストの19・8球。好投しながら中盤で降板する場面があった。しかし、この日は初回を13球で乗り切るなど計14打者中、11人に初球からストライクを投げ込んだ。「全員3球勝負ぐらいのイメージで投げた。細かいコントロールはないので、真ん中に投げて散ってくれればいいと思っている。課題の四球は出さず、そこは良かったんじゃないか」。昨季の与四球率(1試合平均の四死球)は2・96と決して悪くはないが、さらなる向上を目指してる。

 【苦手頓宮】 昨季12打数6安打とカモにされた頓宮だが、この日は投ゴロ、三ゴロと2打数無安打に封じた。「意識していない」と言いながら、昨季首位打者へのマークは怠れない。

 吉井理人監督(58)も「順調です」とうなずいた。開幕カード2戦目、日本ハム戦の先発が内定している右腕が2週間後の本番へ準備を終えた。

おすすめテーマ

2024年03月16日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });