大谷翔平　韓国でダルとの初対戦に向け「小さい頃から見てきて大好きな投手。個人的に凄く楽しみ」

2024年03月16日 15:10

野球

大谷翔平　韓国でダルとの初対戦に向け「小さい頃から見てきて大好きな投手。個人的に凄く楽しみ」 — 会見に出席したドジャースの大谷 Photo By スポニチ

　ドジャース大谷翔平投手（29）が16日、パドレスとの開幕カード（3月20、21日）に向けて韓国・ソウルの高尺スカイドームで記者会見を行った。

　大谷は「僕も韓国でプレーするのを凄く楽しみにしていたので、約1週間くらい公式戦もありますけど、野球自体も韓国も楽しんで頑張りたいと思います。僕は注目していただいて凄くありがたいということと、それ以上にここにいる2人もそうですし、早くチームメートと打ち解けられるようにまずキャンプでやっていたこと。素晴らしい選手たちとプレーできるのを楽しみにしていますし、早く一員として認められるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

　韓国の印象については「日本と韓国は昔から国際大会でも白熱したいい試合が多くて、子供の頃からずっと見ていましたし、韓国のチームも僕の中では思い入れがあって、素晴らしいチームだなと思っているので、韓国でプレーするのは楽しみですし、空港でもああやって迎えてもらってありがたいと思っていました」と話した。

　ダルビッシュ有との初対戦に向けては「小さい頃から見てきて大好きな投手ですし、目標にしてきた方なので、WBCでも一緒にやらせてもらったりとか、その前も練習をちょこっとさせてもらったりとか本当によくしてもらっている。個人的に凄く楽しみにしている。ここまで対戦がなかったので、そこも含めて凄く思い入れのあるので楽しみにしています」と待ちわびていた。

　ドジャースは15日にチャーター機で韓国に到着した。日韓の報道陣やファンら600人が出迎える中、大谷はドジャースナインの中で先頭で登場。少し遅れて新妻も大谷の後をはにかみながらついていった。出発前に妻と肩を並べ、笑みを浮かべる写真を自身のインスタグラムで公開していたが、大谷が妻とともに登場すると、一斉にフラッシュがたかれ、「レッツゴー大谷、レッツゴードジャース」のチャントも響いた。

　昨年9月の右肘手術の影響で打者に専念する新天地1年目。米国でのオープン戦は打率・500、2本塁打、1盗塁で終えた。16日の全体練習を経て、17、18日と韓国キウム、韓国代表との2試合で仕上げにかかる。