新基準バット1号はだれだ? 豊川・モイセエフ、大阪桐蔭・ラマルら強打者がメモリアル弾狙う

2024年03月16日 04:45

野球

新基準バット1号はだれだ? 豊川・モイセエフ、大阪桐蔭・ラマルら強打者がメモリアル弾狙う
豊川・モイセエフ(左)と大阪桐蔭・ラマル Photo By スポニチ
 今春選抜に出場するスラッガーたちは「新基準バット1号」を虎視眈々(たんたん)と狙っている。中でも注目の強打者が、豊川(愛知)のモイセエフ・ニキータと大阪桐蔭(大阪)のラマル・ギービン・ラタナヤケ(ともに3年)の2人だ。
 豊川のモイセエフは、昨秋の神宮大会でも本塁打を放った左の強打者。高校入学からの1年間は0本塁打ながらも、2年時に14発と打力が開花。「甲子園で本塁打を打ちたいし、そのために練習をしてきました。新バットでも芯で捉えれば柵越えは出る。浜風を切り裂くような強い打球を打ちたいと思います」と自信をのぞかせた。第2日第1試合の登場とあって、「1号」も視野に入る。

 大阪桐蔭で旧チームから4番を張るラマルは、高校通算30発超の長距離砲だ。昨秋の公式戦で12戦5発。今春の対外試合でも複数本塁打を放つなど長打力は健在で、「1打席目から自分の振りをして本塁打を狙いたい。芯に当たれば自信はあります」と鼻息が荒い。

 21世紀枠にも1号候補がいる。初日第2試合登場の田辺(和歌山)・山本陣世(3年)は、昨秋の和歌山大会準決勝の智弁和歌山戦で逆転満塁本塁打を決めた不動の4番打者だ。21世紀枠出場校の選手が本塁打を打てば21年具志川商(沖縄)の新川俊介以来3年ぶり。「本塁打を打ってみたいけど、まずは得点につながる打撃がしたいです」と謙虚に意気込んだ。

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