落合博満氏 現役時代に苦手だった日本ハム左腕 内角にスライダー回転で入る球に苦戦

2024年03月26日 17:10

野球

落合博満氏 現役時代に苦手だった日本ハム左腕 内角にスライダー回転で入る球に苦戦
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が26日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられた様々な質問に回答した。
 今回の質問は「僕は草野球で、自分が投げる真っすぐがムービングしていて打ちにくいと言われます。落合さんは現役時代、きれいな直球とムービングする球、どちらが嫌でしたか?」だった。

 この質問に落合氏は「現役時代、今みたいにムービングするとか、動かすとかっていう表現を使うっていうような時代じゃないんです。真っすぐが真っスラしたとか、真っすぐがシュートしたとかっていうことで片付けられていた。それは変化球っていうことじゃなくて、真っすぐは自然にそういうふうな軌道で自分に向かってくるっていうようなことで。これに対してどっちが打ちづらい、打ちやすいっていうようなことはなかったような記憶があります」と回答した。

 現役時代に苦手だった投手として、日本ハム時代の1981年に15勝0敗と勝率10割を記録した通算81勝左腕の間柴茂有氏を挙げた。「ただ、1人だけね、日本ハムの間柴さんっていうのがインサイドに必ずスライダー回転して入ってくる。本人は真っすぐを投げているってことで、たまたま自然にスライドしてくるっていうようなことがあった。そのボールに対しては結構対応が難しかったっていう記憶はあります」と振り返った。

 現在の投手については「今の人はいろんなボールに名前を付けすぎるきらいがあるんでね」と指摘。「それは真っすぐ系統だったら真っすぐ系統っていうことで処理すればいいんじゃないかとは思います」と話した。

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