落合博満氏 中日監督時代に多くを語らなかった理由「試合後の監督は評論家になっちゃいけない」

2024年03月26日 17:25

野球

落合博満氏 中日監督時代に多くを語らなかった理由「試合後の監督は評論家になっちゃいけない」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が26日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられた様々な質問に回答した。
 今回の質問は「落合さんが監督時代の試合後、コメントが他の監督がしないようなコメントが多かった記憶があります。ああいうコメントは考えてしていたんでしょうか?それとも自然に出ていたのでしょうか?」だった。

 この質問に、落合氏は「試合後の監督は評論家になっちゃいけない。ゲームをいちいち解説するようなことではないっていうことで話はしていました」と回答した。

 その理由として「オレはもう“選手は守ってやる”ってことを選手の前で大見得を切ってしゃべっているので、一挙手、一動、選手が失敗した、成功したっていうことは、褒めもしなければ、けなすっていうようなこともなかった。けなして次の日新聞に載ったら、それを見ている身内の人はどういう気持ちになるのかっていうことを察しながらあえて触れなかったことはあります」と説明した。

 また、メディアとの付き合い方についても「試合後の新聞記者のコメントは“お前、自分で考えてもうちょっとまともな質問しろよ”ってことが多かった」と指摘。「2度、3度同じような質問をされるっていうことに関しては答えることもしなかった。それだけ自分たちで考えなさいっていうようなことでしゃべってはいました」と説明した。

 それ以外の理由として「多くを語るとボロが出るんでね。短めに、短めにっていうことだけを考えながら接していたっていうのが本音です」とも話した。

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