落合博満氏 他球団の選手と合同自主トレを始めたのはオレ?「その時はそんな話題にもならなくて」

2024年03月26日 17:15

野球

落合博満氏 他球団の選手と合同自主トレを始めたのはオレ?「その時はそんな話題にもならなくて」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が26日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられた様々な質問に回答した。
 今回の質問は「他球団の選手との合同自主トレについてどう思いますか?」だった。

 落合氏はこの質問に対し「これを1番先にやったのはおそらくオレだと思うんですよ」と回答。「ロッテの時に東芝府中からプロ野球に入ってきた他球団の選手と合同自主トレをしたっていうのはあるんだけど、その時はそんなに話題にもならなくて、誰も問題にすることはなかったんです」と当時を振り返った。

 その後「たまたま長嶋一茂から電話かかってきて、“野球を教えてください”ってことで、じゃあ来ればいいじゃないかっていうことで始めた。野村(克也)さんが“他球団の選手と合同自主トレをするのはいかがなものか”っていうところからの始まりで、その時は結構問題になったっていうようなことはあります」と経緯を説明した。

 最近の野球界ではオフに他球団の選手と合同自主トレを行うことは定番となった。これについて「それが元ってわけじゃないんでしょうけども、いろんな球団の選手が集まって合同自主トレをするっていうことが多くなってきました。これは良い、悪いってことは言えないと思う。あくまでもオフの期間なんでね。オフの期間っていうのは球団とは一線を引いた行動の仕方なんで、そこでベテランの選手から若い選手がいろんなアドバイスを受けて、“野球、自分でうまくなろう”というような気持ちがあるんで、こういうシステムができたんだろうと思います」とした。

 合同自主トレについては「賛否両論あるんだろうと思います」としつつ「現在の野球の中では、これが普通に行われているっていうことなんで、良いとも悪いとも言うことはできません。それは選手の考え方1つで、1人でやるのがいいっていう人もいれば、自分が仲間を呼んで一緒にやるっていうような方法もあるっていうことなんで。これに関しては時代の流れがそうさせているんじゃないんだろうかっていうことで締めたいと思います」と語った。

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