山梨学院 連覇夢散…先発・津島「申し訳ない」爪が割れながら力投も

2024年03月29日 05:00

野球

山梨学院 連覇夢散…先発・津島「申し訳ない」爪が割れながら力投も
<高崎健康福祉大高崎・山梨学院>ユニホームに血の痕をつけて力投する山梨学院・津島(撮影・岸 良祐)  Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第9日準々決勝   山梨学院1―6高崎健康福祉大高崎 ( 2024年3月28日    甲子園 )】 山梨学院の史上4校目の春連覇への挑戦が終わった。
 先発・津島悠翔(2年)は3回に左手中指の爪が割れた。出血しながら5回途中まで力投したが、5安打4四球4失点。120キロ前後の直球と80キロ台のカーブで3回まで1安打投球も「四球から自滅してしまった」と5回に2四球と3安打などで4失点して降板した。

 「自分のせいで負けて申し訳ない」と津島。それでも8強まで勝ち進んだナインを、吉田洸二監督は「褒めてやりたいね。また夏までに経験を積んでいければ」と称えた。

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