阿南光・吉岡 2回途中から緊急登板も敗退 3試合30Kに手応え得て「ちょっとは成長できたと」

2024年03月29日 04:45

野球

阿南光・吉岡 2回途中から緊急登板も敗退 3試合30Kに手応え得て「ちょっとは成長できたと」
<阿南光・星稜>2回途中、大坂(左)に代わりマウンドに上がる阿南光・吉岡 (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第9日準々決勝   阿南光0ー5星稜 ( 2024年3月28日    甲子園 )】 今秋ドラフト候補に挙がる阿南光のエース右腕・吉岡暖(はる)は腰と肩の張りのため先発を回避。2回途中から緊急登板し8回1失点と好投したが、完封負けを喫した。
 それでも試合後には「悔いはなく、みんなと楽しく野球ができた」とほほ笑んだ。

 最速146キロの直球は、この日は136キロ止まり。「3失点していたので“何でも来い”という感じだった」と開き直り、制球重視で打たせて取る投球を展開した。許した長打はゼロ。3試合合計で30三振を奪い「ちょっとは成長できたと思います」と胸を張った。

 1回戦から昨秋東海王者・豊川、九州王者・熊本国府を連破。神宮大会王者の星稜には屈したが、公立の雄が全国で通用する力を示した。聖地の土を持ち帰らなかったのは、夏に必ず戻ってくるという強い意志の表れだ。

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