ドジャース指揮官 大谷は「今日はずっと良かった」も走塁死に「速く走ることができるが…」注文忘れず

2024年03月29日 09:18

野球

ドジャース指揮官 大谷は「今日はずっと良かった」も走塁死に「速く走ることができるが…」注文忘れず
試合後、メディアの取材に応じるロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース7-1カージナルス ( 2024年3月28日    ロサンゼルス )】 ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地ロサンゼルスでのカージナルスとの開幕戦で投打がかみ合い、快勝。大谷翔平投手(29)は3打数2安打だった。
 デーブ・ロバーツ監督は本拠地開幕戦を白星発進に「5万人ほどの観客に見守られ、素晴らしい試合だった」と振り返り「タイラー(グラスノー)は序盤は最高のコマンド(制球力)を出せていなかったこともあったが、本当に上手くボールを投げたと思った。6回まで投げたのは素晴らしかったし、最後のイニングは本当に良かった」と6回1失点と試合をつくった先発右腕を評価した。

 2安打の大谷については「ご存知のとおり、韓国でも彼(大谷)は何本かはホームランになっていたと思う打球を放っていたが、アナハイムシリーズでは良い状態には見えていなかった。(初回は)チェンジアップ(打ったのはカーブ)を捉え二塁打、単打(5回の右前打)は明らかにかなり強い打球だった。だから今日はずっと良かった」とエンゼルスとのオープン戦3連戦で安打が出ず心配していたが、無用に終わったとした。

 ただ、二塁打を放った初回は一塁走者のベッツが三塁を回ったところでストップ。すでに二塁ベースを蹴っていた大谷は慌てて二塁へ戻ろうとしたが間に合わず二、三塁間に挟まれタッチアウトとなった。

 “暴走”とも言える走塁死に「翔平はとても速く走ることができるが、自分の前に走者がいることを理解する必要がある(笑い)」とジョークを飛ばし「あれは確かにスタンドアップトリプル(スライディングの必要のない三塁打)。頭を上げておかなければなりませんでした」とボーンヘッドに注文も忘れなかった。

 この日はベッツ、フリーマンに一発が飛び出すなど大谷を含めたMVPトリオが計5安打。「間違いなく、どのような議論においても、彼らが野球界で最高の打者であると主張できる」とし「野球界で10人の選手をひとまとめにするとき、彼らはその中にいます。そして幸運なことに、我々はこのうち3人が打順のトップにいる」と改めて強力打線と実感したとうなずいた。

 そして、「2番」に大谷が入ることに「彼が出塁する時と、翔平の前に誰かが塁にいると、相手にストレスを与えます。さらにフレディ(フリーマン)のような男が彼らの後ろにいて、快適だと思う」とベッツ、フリーマンに挟まれるメリットを語った。

おすすめテーマ

2024年03月29日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });