星稜・戸田 背番号「18」の2安打完封劇 昨秋公式戦登板はわずか1試合 聖地で輝き「過去一番です」

2024年03月29日 04:45

野球

星稜・戸田 背番号「18」の2安打完封劇 昨秋公式戦登板はわずか1試合 聖地で輝き「過去一番です」
<阿南光・星陵>力投する星陵・戸田(撮影・岸 良祐)  Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第9日準々決勝   星稜5ー0阿南光 ( 2024年3月28日    甲子園 )】 大事なマウンドを託された星稜の背番号18、2年生・戸田が輝いた。
 昨秋公式戦での登板はわずか1試合2イニングで、今大会も1回戦での2イニングの救援のみだった右腕が105球で2安打無四球の完封劇。「過去一番です」と笑顔がはじけた。石川勢の無四球完投勝利は94年1回戦で金沢・中野真博による完全試合以来2人目だ。

 直球は130キロ前後が中心ながら球威があり、制球面も文句なし。スライダー、フォークも精度が高かった。冬場に下半身中心の筋力強化に励んで投球フォームが安定。制球力の向上とともに球速も5キロ以上アップした。

 25日の2回戦・八戸学院光星戦で141球完投のエース左腕・佐宗翼(3年)を温存させることにも成功。「今日は絶対、佐宗さんを出させたくなかった。僕がいけるところまでいきたいと思っていた」と胸を張った。

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