アウトマン「翔平が打つのを見て僕も振ってみた」今季1号が決勝アーチ 大谷クリケットバットに感謝

2024年04月09日 14:07

野球

アウトマン「翔平が打つのを見て僕も振ってみた」今季1号が決勝アーチ 大谷クリケットバットに感謝
ドジャース・アウトマン(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   ドジャース4-2ツインズ ( 2024年4月8日    ミネアポリス )】 ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地でのツインズ戦に逆転勝利。今季初本塁打が決勝アーチとなったジェームズ・アウトマン外野手(26)は大谷翔平投手(29)も使ったクリケットバットの効果を口にした。
 試合前の時点で32打数4安打、打率・125と不振にあえいでいたアウトマンは、この日も2打席目まで連続三振。それでも2-2の7回、先頭で相手3番手・ジャクソンのスライダーを捉え、右翼席へ今季1号ソロ。2死からは大谷も3号ソロで続き、本塁打による“共演”を果たした。

 この日の試合前、大谷が7日のカブス戦の雨天中断期間中に室内ケージでクリケットバットを使用して打撃練習を行い、その後の打席で2安打に結び付いたことを語った。

 アウトマン自身も「翔平が2安打を打つのを見て、僕もクリケットバットを振ってみた」とこの日、使ったといい見事に本塁打につなげ“クリケット効果”を証明した。

 本塁打を打った後には大谷と話す場面も見られ「自分が見たこと、考えたことを伝えた。僕たち(チーム全体)はこれまでも互いにそれをやってきた。次の選手に可能な限りの情報を伝えるようにしている」とチームとしての情報共有が勝利に結び付くと力説した。

 開幕からの不振にも「経験がすべてだ。このクラブハウスを見渡しても、ムーキー(ベッツ)、フレディ(フリーマン)、翔平は多くの打席を積み重ね、経験豊富だ。彼らは自身をうまく向上させている。いい時も悪い時もあるが、(経験ゆえに)彼らは適応できている」と経験の重要性を口に。まだ、メジャー2年目。昨季151試合に出場した経験を糧にここから調子を上げてみせる。

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