【ダルビッシュと一問一答】誠也に初球狙われ二塁打浴び「逆手に取ってきた」次戦へ「ビデオ見て修正」

2024年04月09日 15:22

野球

【ダルビッシュと一問一答】誠也に初球狙われ二塁打浴び「逆手に取ってきた」次戦へ「ビデオ見て修正」
カブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   パドレス9-8カブス ( 2024年4月8日    サンディエゴ )】 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が8日(日本時間9日)、本拠でのカブス戦に先発し、今季最短となる3回4失点で降板。打線の奮起で黒星は免れた。試合後の主な一問一答は以下の通り。
 ――今日の投球、自身ではどうだったか。
 「ブルペンまではそこそこ良くて、初回も悪くなかったですけど、2回になってからちょっとバランスを崩し始めて、決めたいところの変化球が甘くなって、ファールされて苦しくなってという感じですね」

 ――体に異変が起きたのか。
 「大丈夫です。投げていると、痛いとかじゃなくてもいろいろあるんで。そういうところにいかにアジャストしていくかということが大事なので、そこをうまく修正できなかったという感じですね」

 ――2回は42球。球速は92マイル程度、球数が増えると無理には出力をあげないのか。
 「ちょっと、あのイニングは力んで投げてしまっていたので、バランスが良ければ体の連動を使って特に筋肉とかあんまり使わずに投げられるんですけど、バランスが取れなかった分、筋肉を使って疲れてしまった分がありましたし、そんなかでまた94、95(マイル)を狙いにいくとあまりよくないので、そこは無理せずにってところです」

 ――バランスを崩したとは原因は。
 「体の部分にちょっと気になるところが昨日からあったので。でも、それはみんな絶対にあるので、言わないだけで(笑)。自分はそういうの言いますけど。でも、あの、そういうところがうまく使えなかったというか」

 ――指先とかボールとかを気にしているようだった。
 「ボールがちょっと今日は僕の中でしっくり来ていなかったんで何回も変えてたんですけど。で、2回終わった後も、ボールボーイに“ちょっとボール見してくれ”って、いろいろやってたんですけど。ま、そこも含めてアジャストできると思うんで、また次やっていきたいですね」
 
 ――去年3打数無安打2三振だった鈴木との対戦は二塁打と四球で1打数1安打となった。
 「最初は、基本的にはかなり消極的なバッターなんですけど最初、振ってこないかなと思ったんですけど、多分そこを逆手に取ってきたという感じがしましたし、2回目はちょっと自分がこう、勝負できる状況になかったというか、そこが自分の中では悔しいところですね」

 ――ピッチコムが使いにくかったか。「ピッチコムの機械が、僕のモードがあるんですよ。みんなそれぞれのモードがあって、僕のモードだけいっぱいいろんなあれがあるんですけど、そのモードになっていなくて。で、あの回、自分のコールしたい球を自分でコールできなかった。モードにないので。で、変え方がわからなくて、それでちょっと四苦八苦してました」

 ――多くのことが重なったマウンド。
 「でも、ピッチコムに関しては別にそんなに気にはなっていなかったので。ほんとにちっちゃいことをうまく修正できなかったという感じがあって、そんないっぱいいっぱいあったわけじゃないです」

 ――ボールは具体的に何が問題だったのか。
 「今日はシームがなかったですね。シームが高いとか低いとかあるじゃないですか?低いのはいつもあるんですけど、それ(ボール)は変えれば普通のが来るんですけど、今日はなかなか来なかったので。でも、そういうこともありますし、その中でも相手ピッチャーはいいピッチングしてたので。まあ、相手ピッチャーがどんな球をもらっていたのかわかんないけど、でもいいピッチングしてましたから。だから、そういうところを見ても、自分にできるところがもっとあったのかなと思いますね」

 ――打線が8点差をはねのけ逆転勝利した。
 「去年だと6回終わって7回終わって2点、3点差あると、“ちょっと今日無理なのかな”みたいな雰囲気に皆なってたりとか、そこからなかなか逆転できないとかありましたけど、今回は8点差だったので、タティスが逆転2ラン打ってすごく良かったと思いますね。いい勝ちだったと思います」

 ――次回登板へ。
 「こういう時もあるので切り替えて2日前のブルペンとか調子良かったですし、あまり考えすぎずに明日もう1回ビデオ見て修正していきたいと思います」

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