3回4失点のダルビッシュ 2回にバランス崩れ「うまく修正できなかった」8点差逆転勝利に「いい勝ち」

2024年04月09日 15:13

野球

3回4失点のダルビッシュ 2回にバランス崩れ「うまく修正できなかった」8点差逆転勝利に「いい勝ち」
カブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   パドレス9-8カブス ( 2024年4月8日    サンディエゴ )】 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が8日(日本時間9日)、本拠でのカブス戦に先発し、今季最短となる3回4失点で降板。打線の奮起で黒星は免れた。
 
初回は1死から鈴木に左翼線二塁打を浴び、得点圏に走者を置いたが、次打者・ベリンジャーを右飛、モレルも中飛に仕留め、本塁を踏ませず無失点で切り抜けた。

 ただ、2回は2死まで順調だったもののホーナーに二塁打を浴びると、後続に四死球を与え満塁にしたところでハップに右前へ先制の2点打を浴びた。

 さらに次打者・鈴木を四球で歩かせ再び満塁にすると、ベリンジャーにも2点打を浴び、この回4失点した。3回は無失点だったものの4回からは2番手・アビラがマウンドに上がった。

 試合後、ダルビッシュは「ブルペンまでは良くてそこそこ。初回も悪くなかったですけど、2回になってからちょっとバランスを崩し始めて、決めたいところの変化球が甘くなって、ファールされて苦しくなってという感じですね」と登板を振り返った。

 その上で、体に異変が生じたのかという問いには「投げていると痛いとかじゃなくてもいろいろあるんで。そういうところにいかにアジャストしていくかということが大事なので、そこをうまく修正できなかったという感じですね」と否定した。

 チームは4回までに8点を奪われる劣勢だったが、6回に一挙7点を奪うと、7-8の8回にはタティスに2ランが飛び出し、最大8点リードをはねのけ、大逆転勝利。「去年だと6回終わって7回終わって2点、3点差あると、ちょっと今日無理なのかなみたいな雰囲気にみんななってたりとか、そこからなかなか逆転できないとかありましたけど、今回は8点差だったので、タティスが逆転2ラン打ってすごく良かったと思いますね。いい勝ちだったと思います」と打線の奮起に感謝した。

 そして「こういう時もあるので切り替えて2日前のブルペンとか調子良かったですし、あまり考えすぎずに明日もう1回ビデオ見て修正していきたいと思います」と前を向いた。

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