ド軍指揮官 ブルペンデーで連敗ストップ 7人の救援陣称賛「勝つチャンスを与える投球をしてくれた」

2024年09月08日 14:02

野球

ド軍指揮官 ブルペンデーで連敗ストップ 7人の救援陣称賛「勝つチャンスを与える投球をしてくれた」
ドジャースのロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース7―2ガーディアンズ ( 2024年9月7日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)は7日(日本時間8日)、本拠でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数無安打で2試合ぶりに無安打に終わった。しかし、チームは初回に打者一巡の猛攻で6点を奪って快勝し、連敗を2でストップ。2位パドレスが敗れたため、ナ・リーグ西地区首位のドジャースの優勝マジックが15に減った。
 試合後、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「良いところもあれば悪いところもあったが全体を通して良かった。緊張感あふれるイニングが多かった。今日は初回から救援投手を先発させる日(ブルペンデー)だったが、それぞれ勝つチャンスを与える投球をしてくれた」と7人の救援陣を称えた。

 また、初回に10号を放つなど一挙6得点の猛攻に貢献したパヘスについては「(降格前より)はるかに良い心構えができているように見える。彼は試合に出場している時は良かったが、欠場が続くと気落ちしているように見えた。良い心構えではなかった。マイナーで良いプレーをして、ここに良い状態で戻ってきて、結果も出て良かった」と変身ぶりを喜んだ。

 大谷は初回は右腕ウィリアムズとの対戦。初球の甘く入った速球を狙い打って大飛球が右翼ポール際へ。大谷は右翼ポール際へ伸びる打球をしばらく目で追ってから走り出したが、惜しくもファウルとなった。その後、カウント2―2と追い込まれると、高めの速球に差し込まれて遊ゴロに打ち取られた。打線は2番ベッツから3連続四球で好機を演出すると、5番エドマンが左翼へエンタイトル二塁打を放ち、2点を先制した。さらにラックスの犠飛、ロハスの適時打、パヘスの2ランで4点を加えた。バーンズも安打でつないで大谷にこの回2度目の打席が回ったが、2番手右腕アビラに二ゴロに打ち取られた。

 6―2の4回1死走者なしで迎えた第3打席は3番手右腕バーローとの対戦。この打席はフルカウントまで持ち込んだが、最後は膝元のスライダーにバットが空を切った。しかし、続くベッツが16号ソロを放って追加点を奪った。

 7―2の6回2死走者なしで迎えた第4打席。新人左腕サブロウスキとの対戦で1ボールから高めに浮いたスライダーを捉え、左翼方向へまたも大飛球を打ち上げた。しかし、この打席はややこすったのか、角度よく打ち上げて左翼のウォーニングゾーンまで飛ばしたが、348フィート(約106.0メートル)地点で失速して左翼手のグラブに収まった。この当たりは他の10球場なら本塁打となっていた当たりで、ドジャースファンからもため息がもれた。

 大谷は4打数無安打で打率は.289に低下。2割8分台まで低下するのは4月5日以来となった。打点は101打点を挙げたブルワーズ・アダメズに抜かれて2位に落ちた。

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