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【大谷翔平と一問一答】自身初のPOに向けて「今を意識する余裕ない」「早く優勝できるように」

2024年09月18日 12:44

野球

【大谷翔平と一問一答】自身初のPOに向けて「今を意識する余裕ない」「早く優勝できるように」
<マーリンズ・ドジャース>試合後、取材に応じるドジャース・大谷翔平(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース9-11マーリンズ ( 2024年9月17日    マイアミ )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席で5試合ぶりの一発となる48号を放ち48本塁打、48盗塁の「48-48」を達成した。ただ、好機で凡退するなど5打数1安打で、チームも敗れた。試合後の主な一問一答は以下の通り。
 ――本塁打の手応えは。
 「難しい球でしたけど、しっかりそこを打てたのは良かったですし、どちらかと言うと、今日は自分のゾーンがなかなか信じきれてなかったかなと。そこ次第かなと思います」

 ――5試合ぶりの一発だった。特別な気持ちは。
 「反撃につながる1本だったのでそこは良かったですけど、6-7の(6回2死)一、三塁の場面で得点したかったなと思います」

 ――10月に向けての準備や「50-50」に向けて目標がある。スイングに関して技術的な難しさは。
 「いつ、どんな時でもちょっとしたズレで崩れてくるものですし、逆に言えば、少しの感覚が戻れば調子の波はすぐに戻るものだと思うので、それを持続するのもまた、いつでも難しいかなと思います」

 ――「50-50」を「意識していない」と言っていたが、集中力を保つ難しさやプレッシャーは。
 「それはあまりないですね。良い打席を1打席でも重ねたいので、それはシーズン始まってから今まで変わらないです」

 ――あと2本というところで、誰も達してない記録への意識は。
 「どうなんですかね。積み上げていければいいかなと思っているので、そこに辿り着くっていうのは、それだけ貢献できているってことだと思いますし、チーム状況的にはきついと思うので、何とか1打席1打席貢献できるように頑張りたいなと思います」

 ――「ゾーンが信じ切れなかった」というのは。
「自分がボールだと判断した球をストライクと取られた時に、そこを捨てるべきかどうかという判断で今日はどちらかと言うとアンパイアに合わせていた打席が多かったですね」

 ――ボールの見え方は。
 「見え方はいいですね。基本的には振るべきボールに対して反応できているので、さっきも言いましたけど、そこを自分で信じてるのかどうかがゾーンを維持する上では大事なので、今日のことは忘れるのが一番かなと思います」

 ――迷いがあるのか。
 「迷いというか、うーん、なんですかね。短期的に見たらやっぱり審判の色っていうのも理解しないといけないし、そこに合わせていくのも大事ですし。ただ、長いシーズンの中で調子を維持するってのを考えるなら、自分のストライクゾーンでしっかりボールはボールだし、ストライクはストライクって自分で割り切れるのがいいかなと思います」

 ――ポストシーズンで投げる可能性はあるか。投手コーチと会話したか。
 「ほとんど話してないです。今シーズンに関しては投手コーチとあまり話してない。どちらかと言うとリハビリが順調に進んでいるかってところのコミュニケーション。またホームに帰ってから皆で改めてミーティングがあるんですけど、そこでオフシーズンを含めた今後の予定を話す予定です」

 ――ポストシーズンで投げられそうか?
 「分からないです。フフフフフ」

 ――ローンデポパークは昨年のWBC決勝で世界一に輝いた球場。どう感じた。
 「ベンチは逆なので、あまり…。そこまで一緒の感じはしなかった」

 ――ポストシーズンに向けてチームの雰囲気は違うか。
 「楽な試合があまり少ないので、もちろんチーム状況的に五分五分で今月も来てる感じなので。今を意識する余裕がないというか、本当に今日の試合を勝って、1個でも多く首位を維持していく、早く優勝きまるようにっていうのが一番です」

 ――MLB通算219号はアジア選手最多本塁打記録となった。
 「分からなかったので、それはいいことですし、1個でも本当に積み上げていければいいと思うので、まだまだキャリアの途中ですし、あまり今の数字がどうのこうのってのは気にしなくていいのかなと。終わった時にどのくらいやれたなって自分で確認できればいいのかなと思います」

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