ロイヤルズ・ウィットが「30－30」遊撃手の複数回達成は史上初！キャリア3年目の24歳が偉業

2024年09月18日 14:56

野球

ロイヤルズ・ウィットが「30－30」遊撃手の複数回達成は史上初！キャリア3年目の24歳が偉業 — 3回、マッシーの適時打で生還するロイヤルズ・ウィット（AP） Photo By ＡＰ

【ア・リーグロイヤルズ1－3タイガース（ 2024年9月17日カンザスシティ）】ロイヤルズのロバート・ウィット内野手（24）が17日（日本時間18日）、本拠でのタイガース戦に「2番・遊撃」で先発出場。2年連続となる30本塁打、30盗塁を達成した。

　ウィットは初回、四球で出塁すると次打者・ペレスの打席で二盗に成功。今季30盗塁に達し、すでに32本を放っている本塁打と合わせ「30ー30」を達成した。

　昨季も30本塁打、49盗塁で「30－30」を達成しており、大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者のX（旧ツイッター）によると、遊撃手で複数回「30－30」を達成したのは史上初めてという。

　この日は2打数無安打で快音は響かなかったものの3四球で3出塁。打率・332はア・リーグ首位、本塁打32本はリーグ8位、108打点はリーグ3位と好成績をキープしている。

　ただ、試合は1－1の延長10回にタイガースに2点を勝ち越され敗れた。

　ウィットは「ボビー・ウィット・ジュニア」として知られ、同名の父もレンジャーズなどでMLB通算142勝を挙げた元プロ野球選手。2019年のMLBドラフト1巡目（全体2位）でロイヤルズから指名され、22年にメジャーデビュー。昨年はWBC米国代表にも選ばれた。

　今季開幕前に球団史上最大となる11年2億8770万ドル（約429億円）の大型契約を結んだことでも知られる。