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山本由伸「四球で走者をため…ピッチングの基本ができていなかった」3回5失点に猛省「次にプラスに」

2024年10月06日 14:07

野球

山本由伸「四球で走者をため…ピッチングの基本ができていなかった」3回5失点に猛省「次にプラスに」
試合後、取材に応じるドジャース・山本由伸(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ地区シリーズ第1戦   ドジャースーパドレス ( 2024年10月5日    ロサンゼルス )】 大リーグは5日(日本時間6日)、プレーオフの地区シリーズが開幕。ナ・リーグ西地区王者のドジャースはワイルドカードシリーズから勝ち上がったパドレスと対戦。ドジャースの先発・山本由伸投手(26)は3回5安打5失点で降板した。チームは大谷翔平投手(30)の3ランなどで逆転勝利し、先勝した。
 試合後、山本は会見場に姿を見せ、この日の登板内容に「(初回は)先頭を出してしまいましたし、その後も四球でランナーをためてホームランを打たれたので、もちろんホームランを打たれるのも良くないですけど、その前も四球でランナーをためてしまったり、そういったピッチングの基本的なところができていなかったと思います」と反省した。

 制球についても「今日は特に立ち上がり意識して投げたんですけど、厳しいところを狙い過ぎてしまった結果、カウントがすごく悪くなってしまった」と悔やんだ。

 その上で逆転勝利に「チームメートにすごく助けられましたし、今日の試合チームとしては勝てたのが一番だと思うので、うれしく思います」と打線の粘りに感謝した。

 また、ポストシーズン、さらには初戦という緊張感について問われると「本当にすごく声援が聞こえてきましたし、またそれを何とか良い結果につなげたかったですけど、個人的にはうまくいきませんでしたけど、応援の力はすごく背中を押されました」とファンの大声援に感謝した。

 そして、次戦に向けて「今日はチームメートのおかげで何とか勝つことができたので、しっかり反省するところはして、何とか次にプラスにつなげて、とにかく次の試合に向かってしっかり練習していけたらなと思います」と雪辱を誓った。

 山本は初回、先頭・アラエスに左前打を許すと、続くタティスへの初球をスミスが捕逸。さらに自身の暴投もあり三塁まで進まれると、タティスも四球で歩かせ無死一、三塁とした。3番・プロファーをニゴロに打ち取ったが、その間に三塁走者・アラエスが生還。あっという間に先制点を許した。

 これだけにとどまらず1死二塁からマチャドにも甘く入ったスプリットを狙われ、2ランを被弾した。2回は3者凡退に封じたものの大谷の3ランで3-3と試合を振り出しに戻した直後の3回、先頭・タティスに左中間を破る二塁打を許した。プロファー、マチャドを打ち取り2死までこぎ着けたがメリルを四球で歩かせると、思わず感情をむき出しに。投手コーチがマウンドへ駆け寄り、落ち着かせた。

 ただ、2死一、二塁からボガーツにカーブを狙われ左翼線へ二塁打を浴び、2者生還。勝ち越し点を与えてしまった。打たれた瞬間、山本はその場で叫んで悔しさをあらわにした。

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