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巨人・大勢 1―2とビハインドの9回に登板 プロ3年目で待望のPS初登板は意外な形に

2024年10月18日 21:39

野球

巨人・大勢 1―2とビハインドの9回に登板 プロ3年目で待望のPS初登板は意外な形に
<巨・D>9回から登板した大勢(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セCSファイナルステージ第3戦   巨人1―2DeNA ( 2024年10月18日    東京D )】 巨人のリリーフエース、大勢投手(25)にプロ3年目で訪れた待望のポストシーズン(PS)初登板はまさかの形となった。
 9回に6番手として登板。いつもはリードした場面、もしくは同点でマウンドに上がるが、この日は1―2と1点ビハインド。逆転勝ちに執念を見せる阿部慎之助監督(45)の采配となった。

 その思いを受けて上がったマウンド。最初に打席へ迎えた宮崎はフォークボールで空振りを取り、3球三振に斬って取った。

 だが、続く桑原のゴロで左前に抜けそうな打球は遊撃・門脇のグラブをはじいて方向が変わり、二塁打に。森敬の右前打と二盗であっという間に1死二、三塁のピンチを迎えた。

 絶対に追加点を許したくない場面。大勢と岸田のバッテリーは戸柱をワンバウンドするフォークボールで空振り三振に打ち取ると、代打・筒香は外角へのフォークボールで見逃し三振。アウト3つは全て三振で奪って得点を許さず、打線の奮起を待った。

 だが、その裏の攻撃も中山が見逃し三振、岸田の代打・坂本が空振り三振、門脇が中飛で3者凡退。初戦、第2戦に続いて第3戦も巨人打線が目を覚ますことはなく、開幕3連敗で王手をかけられ、ついに崖っ縁に追い込まれた。

 大勢は2021年ドラフト1位で巨人入り。だが、ルーキーイヤーの22年、翌23年ともチームは4位に終わってクライマックスシリーズ(CS)進出ならず。今回がプロ初のPS登板だった。

 投球内容は1回で打者5人に対して20球を投げ、2安打無失点。3三振を奪い、四死球なし、直球の最速は158キロだった。

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