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日本ハムが大谷翔平を強行指名…“ドラフト会議の神の声”が明かした舞台裏「これは大変なことに…」

2024年10月18日 21:30

野球

日本ハムが大谷翔平を強行指名…“ドラフト会議の神の声”が明かした舞台裏「これは大変なことに…」
12年のドラフト会議で大谷翔平の交渉権を獲得も厳しい表情を見せる当時の日本ハム栗山英樹監督 Photo By スポニチ
 プロ野球ドラフト会議で司会・進行務めるフリーアナウンサーの関野浩之氏(62)が18日にまでに更新された元日本ハムの杉谷拳士氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。12年のプロ野球ドラフト会議で日本ハムが大谷翔平投手を強行指名した時の心境を明かした。
 09年からプロ野球ドラフト会議から司会・進行を務めて“ドラフト会議の神の声”としてお馴染みの関野氏。

 動画内で杉谷氏が「今まで“おっ”と思った選手や“この球団ここ来たか”みたいな場面はありましたか?」と質問した。関野氏は「意外とあるんですよ」と前置きした上で「12年の大谷投手が指名された時は“おっ”ってなりましたね」と返答した。

 12年のドラフト会議では、日本ハムがメジャー挑戦を明言していた大谷投手を強行指名した。関野氏は、このドラフトの伏線は1年前の11年のドラフト会議にあったという。

 11年のドラフト会議では巨人の一本釣りが予想されていた菅野智之投手を日本ハムも指名した。抽選の結果、日本ハムが菅野投手の交渉権を獲得したが、菅野投手は拒否して1年浪人する道を選んだ。

 そして12年は巨人と日本ハムがリーグ優勝。ドラフト会議では第1巡目の読み上げは11番目が巨人、12番目が日本ハムだった。巨人は2年連続で菅野投手を指名。日本ハムは2年連続の菅野投手ではなく大谷投手指名した。関野氏は「大谷にするんだ!」も驚いた瞬間に、「これはきっと会場そして視聴者もビックリして大変なことになるだろう」と推測して、大谷の読み上げの時には若干の間を空けていたと告白した。

 「これは“溜め”ではなくて何かを察してもらう時間だった。たかだかコンマ0何秒かもしれないですけど、ちょっとした間でもファンは入り込むので皆さんに気持ちをつくってほしかった」と説明した。

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