ドジャース 由伸は27日WS第2戦先発が決定!ロバーツ監督発表「休養日数を考え」第1戦はフラーティに

2024年10月23日 07:34

野球

ドジャース 由伸は27日WS第2戦先発が決定!ロバーツ監督発表「休養日数を考え」第1戦はフラーティに
取材対応したドジャースのロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 ドジャースは22日(日本時間23日)、25日(同26日)から始まるヤンキースとのワールドシリーズ(WS)で、第1戦先発をジャック・フラーティ投手(29)と発表した。
 また会見に臨んだデーブ・ロバーツ監督は、26日(同27日)の第2戦先発に山本由伸投手(26)を起用することを発表。「ジャック(フラーティ)が初戦、山本が第2戦に投げる。両投手にとって最高の出場機会、休養日数を考え、可能な限りベストな状態を考えた」と説明した。

 フラーティはメッツとのリーグ優勝決定シリーズで、18日(同19日)の第5戦に登板し3回8失点。山本は17日(同18日)の第4戦に先発し、5回途中2失点だった。

 同監督は「ジャックは試合を上手く切り抜けるあらゆる方法を経験してきている。最後にニューヨークで投げた試合(メッツ戦)でも彼は力みすぎてしまったことを認めているし、多くのことを教訓としている。この経験もまた彼の助けになると思う。我々はそうやって乗り越えてきた。初戦に良い投球をしてくれると思っている」と、“開幕投手”に指名したフラーティに期待を寄せた。

 また、「今後、数日で第3戦と第4戦の先発投手がどのようになるかについて話し合うことになる。山本は第2戦の後、場合によっては第6戦で登板する機会が与えられる」と中5日で第6戦に山本が再度、登板する可能性を示唆した。

 そして第3戦については「どのような展開になるか見てみよう」とし「ベシア、グラテロルが投げられるようになるのか、登板間隔はどうか。ウォーカー(ビューラーか)かブルペンゲームかになると思うが」とビューラーが先発、あるいは今ポストシーズンで駆使してきた「ブルペンデー」にする作戦もあるとした。

 東西の名門チームであるヤンキースとドジャースは81年以来、43年ぶりにWSで激突する。第1戦、第2戦はドジャースの本拠・ドジャースタジアムで始まり、第3戦から第5戦まではヤンキースタジアムに移る。

 ド軍がニューヨークのブルックリンに本拠地を置いた時代を含めこれまで両軍はメジャー最多の11度も対戦し、ヤ軍が8度制覇。前回81年はド軍が制した。ド軍は世界一に輝いた20年以来4年ぶりで、ヤ軍は松井秀喜が日本選手初のMVPに輝いて頂点に立った09年以来15年ぶりのWSとなる。

 今回の対戦では、大谷VSジャッジにも注目が集まる。今季はジャッジが58本塁打、大谷が54本塁打をマークしており、50発以上の打者がそれぞれのチームにいるWSの対戦は史上初。両リーグ本塁打王の対決も、56年のミッキー・マントル(52本、ヤンキース)VSデューク・スナイダー(43本、ドジャース)以来68年ぶり6度目で、所属チームの顔合わせも同じだ。

 シリーズの流れを呼び込むためにも第2戦は重要で、山本はジャッジを封じられるかどうかも含めてカギを握る存在となりそうだ。

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