【一問一答①】巨人・梶谷隆幸 阿部監督に引退決断を伝えた際の言葉明かす「何かこう…愛情を感じました」

2024年10月23日 17:17

野球

【一問一答①】巨人・梶谷隆幸 阿部監督に引退決断を伝えた際の言葉明かす「何かこう…愛情を感じました」
<梶谷引退会見>晴れやかな表情で会見する梶谷(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 巨人・梶谷隆幸外野手(36)が23日に都内で会見を開き、今季限りで現役を引退することを表明した。
 晴れやかな表情で会見に臨んだ梶谷は「昨日、球団の方に、今年限りで引退する報告をいたしましたので、今年限りで、腹を決めて決断しました」と語り、「まずは読売巨人軍の関係者の全ての方々、4年間という短い間でしたけど大変感謝しております。ありがとうございました。そして、古巣であるベイスターズの関係者の皆さま。14年間もお世話になりました。本当にありがとうございました。そして、ファンの皆さま、どんな時でも熱いご声援で僕の背中を押してくれまました。ありがとうございました。18年間という長いようで、あっという間だったなあという18年でしたけど、本当に周りの方々に支えられて、今日こういう日を迎えることができて本当に幸せ者だなと感じてますので、今まで僕を支えてくださった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました」と球団、古巣、そしてファンへ感謝の言葉を並べた。

 会見後には同学年の坂本が花束を贈呈。さらに、長野、オコエ、菅野、小林、重信、立岡、佐々木、門脇、大城卓、浅野もサプライズで登場した。

 梶谷との主なやりとりは以下の通り。

 ――引退を決めた経緯は。

 「とにかく体がついていかないのみで、決断をしました。少し前には決心は固めていまして、決めてからはさみしい気持ちはありましたけど、引き際かなと思いまして、ちょっと早めに決断していましたね。膝の状態が思わしくなく、なかなかうまくいかないのが続いていた。もう、これ以上はという気持ちはありましたね」

 ――阿部監督からは。

 「阿部監督に伝えさせていただいた時は“限界か、カジ”と言われまして。心中察していらっしゃるんだなと。何かこう…愛情を感じましたね、はい」

 ――チームメートには。

 「まだチームメートにあいさつできていない選手もいるんですけど、やっぱり寂しいと言ってくれる後輩もいましたし、ともに戦ってきた仲間と野球できなくなるのは、悔いは正直ないんですけど、寂しい気持ちはあります」

 ◇梶谷 隆幸(かじたに・たかゆき)1988年(昭63)8月28日生まれ、島根県出身の36歳。開星では06年夏の甲子園に出場し、同年の高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)に入団。09年4月9日の巨人戦でプロ初出場。14年に右翼レギュラーに定着し39盗塁で盗塁王に輝き、15年に球宴初出場。17年は日本シリーズ出場に貢献し第2戦で本塁打を放った。20年オフにFAで巨人に移籍。1メートル80、90キロ、右投げ左打ち。

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