【NHK連続テレビ小説「虎に翼」】(3) 「史実に忠実に」物語の鍵になる第14条

2024年04月10日 07:00

芸能

【NHK連続テレビ小説「虎に翼」】(3) 「史実に忠実に」物語の鍵になる第14条
NHK連続テレビ小説「虎に翼」の法廷シーン Photo By 提供写真
 1日にスタートしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜前8・00)は、日本人初の女性弁護士となった三淵嘉子をモデルにした作品。主人公は女優の伊藤沙莉(29)が演じる。制作統括の尾崎裕和氏によると、今作のテーマは「リーガルエンターテインメント」。そのため今後、法廷のシーンも多数登場する。
 尾崎氏は「主人公の身に大きく関わるような事件もあるし、主人公が裁判を傍聴する場面もあり、描き方はさまざま。いわゆる法廷を舞台にしたエピソードはしっかり描きます」と力を込めている。

 物語の中で大きなキーになるのが、戦後に制定された日本国憲法の中で「すべて国民は、法の下に平等」と規定している第14条。第1話でもナレーションでその条文が読み上げられた。三淵の過去の発言を基に生まれたシーンだといい「インタビューでも、憲法が変わったことが人生の一番大きなターニングポイントだったという発言があった。だからこそ第14条は史実に忠実に丁寧に描きたい」と語った。 (続く)

おすすめテーマ

2024年04月10日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム