STARTO社が正式始動 28組295人のタレントとの契約を報告「ともに新たなステージへと船出」

2024年04月10日 14:28

芸能

STARTO社が正式始動 28組295人のタレントとの契約を報告「ともに新たなステージへと船出」
「STARTO ENTERTAINMENT」 Photo By 提供写真
 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のタレントの受け皿となるマネジメント会社「STARTO ENTERTAINMENT」の公式サイトが10日に更新され、会社の始動を正式に発表。28組295人のタレントが新会社と契約をしたことを報告した。
 同社は「株式会社STARTO ENTERTAINMENT 始動します」のタイトルで報告。「4月10日より本格的に業務を開始いたしましたのでお知らせいたします」と本格始動を宣言した。

 「当社は昨年末、株式会社SMILE-UP.と資本関係を全く有しない企業として発足しました」としたうえで「その後、本日まで本格的な業務の始動に向けて準備を進めておりましたが、このほど当社と契約した28組295名のタレントたちとともに新たなステージへと船出いたします」と報告した。

 「今後は、これまでタレントを支えて頂いた多くのファンの皆さまや関係者の方々のご期待に沿うべく、さらなる飛躍を目指してまいります」と記した。

 組織体制についてもコーポレート・ガバナンス体制、コンプライアンス体制(人権方針と企業理念の策定・実践、内部通報制度の整備・充実、コンプライアンス委員会の設置、定期開催、外部有識者によるモニタリング体制の整備)を説明。従業員についてはSMILE-UP.から4月1日付で入社し、総勢185名体制で業務を行うとし、移籍に当たってはすべての従業員について、性加害行為をはじめとする違法行為に加担していないことを確認しているという。

 そのほか、育成部門の新設、ファンクラブについては運営会社との間にタレント、ジュニアに関するライセンス契約を締結したこと。また、性加害とそのほかの違反行為を発生させない施策として研修の実施、内部通報制度の活性化、ジュニアの相談先の設置、その他育成部門のオペレーション体制など明記している。

 ジャニーズ事務所は創業者の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、社名を変更。昨年10月16日をもって61年の歴史に終止符を打った。同事務所から社名変更したSMILE―UP.(スマイルアップ)は被害者の補償を始めており、補償が終わり次第廃業する。

 一方で、昨年12月、タレントのマネジメントなどを行う新会社の社名が「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」に決まったと発表。それぞれのタレントの希望に応じて、エージェント契約や他の事務所と同様にタレントのマネジメントを行うハイブリッド体制をとるとしていた。

 新会社は今月から本格始動。10日未明に公式サイトがオープンし、所属アーティスト一覧なども公開。この日、今年デビュー25周年を迎えた嵐が新会社を設立したことも発表。またこの日、東京ドーム、5月29、30日には京セラドーム大阪で、タレントが出演する初イベントを開催する。演出は嵐の松本潤とSUPER EIGHTの大倉忠義が手掛ける。

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